瞑想者は、最初、漠然と瞑想するより、四苦八苦という具体的な事実にはっきり気づくことを最優先すべきだとおもいます。ヴィパッサナー実践の持続には特別な活力が必要なのだが、それは苦聖諦を学ぶことでしか得ることができないからです。 苦諦の理解だけが不退転の決意を可能にする。この決意がないと1,2回挫折しただけですぐ逃げを打つ、横道・脇道・隠場があるとおもって。人類の99%はそういう人間だ、昔も今も(たぶん)これからも。ほとんどの人間は苦諦を知りもしないのに本能で毛嫌いする。そのため、いくら頭がよくても、真昼の太陽のように明々白の事実に気づけない(←衆生自秘)すなわち、 誰もが例外なく、横道・脇道・隠場…