不思議な本。 途中と静寂と誤解が混ざっています。混ざっている本はよくあって、大抵はあまりいい印象を持たないのですが、この本はそんなに嫌な感じがしないのが不思議です。混ざったまま整っていないところに、なんとなくハワード自身の限界が感じられるのです。 ハワードが学んだ真理の言葉(静寂)と自分の体験や理解(途中)、その二つのギャップを埋める想像(誤解)が同列に語られています。体験が知識に追いついていないのです。それがそのまま文章に出てきています。 逆に「混ざりながら整っている本」で思い浮かぶのは、エックハルト・トール。 整っているのでわかりやすいです。だけどわかりやすいゆえに、読んでいる人の自己を保…