私がまだ高校生だったころ、 社会の先生が、こんな話をしてくれた。 「人が、十人いれば、 必ず一人はあなたの味方で、 必ず一人はあなたの敵だ。 残りは浮動票でどちらにでも傾く。」 どう頑張っても、この比率はあまり変わらないらしい。 当時は、ふーんと思って聞いていた。 さらに、先生は続けた。 もし世間が敵だらけに見えるのなら、 よく目を凝らしてみなさい。 どこかに一人は、あなたの味方がいるはずだ。 逆に 「あの人だけはどうしても苦手だ」 と思うのなら、 それはむしろ周りに恵まれていると気づいたほうがいい。 人は 十人すべてに好かれることも、 十人すべてに嫌われることもないからだ。 遠い昔の話だけれ…