今日は読書の感想を(わたしが仕事した本とかではなく、単に読んだ本です、普段仕事の本の紹介が多くて紛らわしいかと思いましたので一応注です)。 先日、「アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か?」という本を読みました。 本はこちら。 www.kawade.co.jp この本は、経済学の中ではどんな労働が労働として語られ、どんな労働が労働として語られてこなかったのか、という問いから、現行の経済システムが金銭価値を生む経済活動としてカウントしていないけど、れっきとして存在している労働、つまり主に女性が担ってきたもの、家事とか、ケアワークとか、そういうのを「ないもの」として扱ったままであったり、あるいはジェ…