「そんな事も知らないの?」と言われることが最近多い。どうも私は世間知らずらしい。先日も「カーツ大佐(地獄の黙示録)知らないの?」と友人に言われた。映画『地獄の黙示録』は見たことがなかったので正直に「知らん。」と答えた。変に知ったかぶりをする必要はない。「所詮、知識とは相対的なものである」というのが私の持論だ。『地獄の黙示録』については熟知しているかもしれないが、例えば私の好きなマンガ『不思議な少年』(山下和美・講談社)について友人は全然知らない。若しくは究極的には私の人生について私以上に知っている人間は(物心つく以前は別として)いないわけで(いたら怖いが・・・)その意味で知識とは常に相対的なも…