エリザベス女王の葬儀(2022年9月19日)は、報道によれば1960年代から政府・王室のほか軍・警察・放送局などの関係者が、計画を練ってきたものだそうです。近年は女王自身も、その検討に加わって、詳細に希望などを伝えていた。 そして、先日その葬儀はついに「本番」を迎えたわけですが、世界の評価はおおむね上々。 イギリス人たちは、世界が注目する大イベントを、厳粛に、しかし目をみはるような美しさをともなって、粛々とやり切ったといえるのでしょう。 この葬儀を通じて、私は「イギリス人には、組織運営について独特のセンス・能力があるなあ」感じました。 *** そして、私は歴史上の大きな出来事への対応で「イギリ…