梅雨期の連日降り続く陰雨で 気温が下がり寒冷になることを 「梅雨冷」(つゆびえ)「梅雨寒」(つゆざむ)と 言います。 「梅雨前線」が日本列島に沿って伸び、 これに「オホーツク海高気圧」の 冷たい風が吹きつけた時、 前線が停滞し、曇りや雨天が続き、 日照時間が少ないと思わぬ低温になります。 この寒気団の勢いが特に強い日は一段と寒く、 昼でも肌寒さを覚え、仕舞い込んだ衣服を 再び取り出して羽織ることもあります。 北海道では霜が降りることもあるそうです。 更に寒気団の勢いが強く長引く年は 「冷夏」になります。 「山背、山瀬」(やませ) オホーツク海高血圧が発達して居座り、 三陸沖まで広がると、北海道…