目の角膜に、涙を媒介として密着させる、視力矯正用のレンズ。
2005年、高度管理医療機器(クラス3)に指定。
その種類から、ハードレンズ・ソフトレンズに分けられ、さらにソフトレンズは、半恒久的に使用するもの(こちらのことをソフトレンズと呼称することが多い)と、ディスポーザブル(使い捨て)のものがある。ソフトレンズは基本的に煮沸消毒を行ったり、または消毒液につけたりする必要があるが、ディスポーザブルは保存液に浸すだけで良い。また、1日で捨てるタイプのものは保存の必要が無いので、手間は一番楽。
一般的には、装用開始時から違和感がほとんどないソフトレンズが人気だが、眼球への酸素供給度はハードレンズのほうが高い。また眼鏡と違い、レンズが眼球に密着しているがゆえに角膜に細かな傷がつきやすいことから、ある程度定期的に眼科医の診断を受けた方が良い。
ディスポーザブルレンズには、1日・2日・一週間などの期限があるが、2日と言っても2日間付けっぱなしにして良いという訳ではない。
また、1日のものを保存液に浸けて何日も使うのは、レンズに細菌が繁殖したり汚れが落ちなかったりするため、結果的に眼のトラブルに繋がるので厳禁である。
視力矯正を目的としたもの以外で、カラコン(カラーコンタクトレンズの略)と呼ばれる色付きのものもある。また眼鏡と違い、顔の印象を変えることがないので、ファッションの一部として捉えられている面もある。
レオナルド・ダ・ヴィンチが原理を発案した。