フリースクールに結局行かなかった日、近所の方の視線を受け、とても辛そうだった我が子を見て、考えました。 子どもこそ、学校に行かないことを「いけないこと」「ダメなこと」と感じているんだと。 Erikson,E.Hのライフサイクル論によれば、児童期の発達課題は「勤勉性」で、獲得に失敗すると「劣等感」を抱いてしまう。我が子は小学生でそれなりには過ごしていたので、それなりに「勤勉性」を獲得してきたようにみえる。しかし、中学校に行けないという事実により、「行けない(できない)自分」という「劣等感」を抱いてしまっている。これは、心理・社会的危機に直面している状態。とても危うい心理状態です。 子どもがこのよ…