分離の意識のひとつに、劣等感と優越感がある。 例えば、自分より高収入の人や学歴の高い人、 といった、自分にないものを持っている人を見た時、 あの人に引き換え自分は、と劣等感を持ったりする。 また、自分より経済力のない人や、何かに失敗した人 を見た時、あの人よりマシ、と、微かな優越感を持つ。 ただ、劣等感と優越感は表裏一体だと言える。 例えば、自分の年収が600万円だとすると、 1000万円の人には劣等感を感じるが、 400万円の人には優越感を持つ、というふうに、 見る角度で優劣が変わってしまうのだ。 要するに、劣等感と優越感は同じなのである。 しかし、詐欺師である自我は、 「おまえはまだまだあ…