先の日曜日、兵庫県知事選挙が行われ、前職の斎藤候補が当選した。この結果は通常メディアでしか選挙戦の状況を見ていない人にとっては、大きなサプライズだった。斎藤前知事は、数々のオネダリ・パワハラ疑惑などあり、議会の不信任決議が満場一致だったことで失職していた。 単なるスキャンダルではなく、パワハラ告発をした元局長が解任され、死亡する異常事態。失職するまで、メディアは徹底的に斎藤知事を叩いた。しかし、彼が再選目指して立候補し選挙戦が始まると、既存メディアは中立を要求される。 その間に、SNS等のネットメディアが前知事の政策などをアピールし擁護の言説を流し始める。その効果だろうが、斎藤候補が再選された…