機械に計算をさせると言っても、電子回路によってどう作れば良いのか。 また、0〜9の数字を2進数でどう扱うかがわからないという問題がありました。 そこで登場したのがクロード・シャノンです。 電子回路の問題と2進数の問題を解決し、電子式の計算機を見事に実現させます。 今回はシャノンの情報理論を中心に解説します。 まずは電気を使って論理演算を実現させます。 AND、OR、NOT演算を電気回路に置き換えるとどうなるのでしょうか。 仕組みを簡単に説明します。 上記はブールの考えた論理値表です。 「真」と「偽」という値を「1」と「0」の数字に置き換えました。 最後には「命題X」と「命題Y」の組み合わせを真…