3月に入り、ツバキが花をつけ出し、サザンカやカンツバキの花は終わりに近づいています。サザンカと同じ頃に花をつけるのがツバキ科のゴードニアラシアンサス(Gordonia lasianthus)。北アメリカ原産の常緑高木で、サザンカに似た白花を多数咲かせます。ナツツバキ(シャラの木)に似た花を咲かせるので、別名が「ジョウリョクシャラ(常緑沙羅)」。ゴードニアはJR有楽町駅の日比谷口を出た辺りから街路樹として植えられていて、三菱1号館美術館の辺りまで続きます。 一方、2月下旬にはミヤマガンショウ(深山含笑、ミケリアマウディアエ、Michelia maudiae)が花をつけていました。ミヤマガンショウ…