自分の中に、自分ともう一人の自分がいる。というような事はよく聞きます。色んな本を読んでいても、色んな人の話を聞いていても、そのように言っています。自分も確かにそうだなと感じます。 人は、その意味では2人から成るのかというと、それだけでもなく、ある側面の自分もいれば別の側面の自分もいて、多面的なマルチな自分がいると感じます。とはいえ、比喩的に、2人の自分がいる、と捉えても、あながち間違いではないように感じます。 人間が産まれて発達していく中で、数歳の段階で主体的自己が育ってきますが、この時点で、何かしら、1人ではない自分が育ってきています。主体的な自己は、子供から大人になって以降も後天的にいくら…