シュバルツシルト解

(サイエンス)

【しゅばるつしるとかい】

シュバルツシルト解(Schwarzschild solution)はアインシュタイン方程式の解の１つである。具体的に書くと次のようになる。
$ds^2=-\left( 1-\frac{r_g}{r} \right) c^2 dt^2 + \frac{dr^2}{\left( 1-\frac{r_g}{r} \right)} + r^2 (d\theta^2 + \sin^2 \theta d\phi^2)$
ただし、 $r_g=2GM/c^2$ である。

シュバルツシルト解を導く際には、時空に対して次の３つの仮定をおく。

真空
静的
球対称

幾何で見える　必ずわかる一般相対性理論

見城尚志、佐野茂著「幾何で見える必ずわかる一般相対性理論」メモ幾何で見える必ずわかる一般相対性理論作者:見城尚志,佐野茂技術評論社 Amazon 第１０章シュバルツシルト時空の解析ランキング参加中数学・科学・工学ランキング参加中はてなブログ同盟！初心者歓迎・なんでもOK！日記・雑記10・20・30・40・50・60代

#一般相対性理論#シュバルツシルト解

関連ブログ

ありのままに生きる•3年前

趣味で相対論

広江克彦「趣味で相対論」ﾒﾓ趣味で相対論作者:広江克彦発売日: 2016/06/29 メディア: Kindle版趣味で相対論を最後まで読み終えた。テンソルだの計量だのと、習ったことのない馴染みのない数学が出てきて、途中から理解不能になってしまったけど、無理やり最後まで読んだ。第３章では、マクスウェルの方程式を相対論的に記述すると、４つのマクスエウェルの方程式がスーッとひとつの式に統合される過程が示されていて、印象的だった（きちんと本質まで理解できていないけど．．．）。相対論の本はたくさんでているので、そのうちに、また懲りずに読んでみよう。広江克彦「趣味で相対論」ﾒﾓ第６…

#趣味で相対論#シュバルツシルト解#光の湾曲#アインシュタイン方程式#水性の近日点移動#重力赤方偏移#テンソル#計量

囲碁と素数•7ヶ月前

第17回　宇宙史年表

地球誕生後の歴史46億年は、宇宙誕生が139億年前に遡るという、自然科学の知見からすると、その宇宙の歴史全体の中でそれ程最近ではないということになる(1/3程度を占める)。もちろん、実感として感じられる訳ではないが。言い換えると、地球、あるいは、太陽系といってもよいが、はそれ程の新参者ではない。ビッグバンの宇宙誕生後、超高密度の素粒子の世界から、軽い(原子番号の若い原子)が誕生して、やがて恒星の核融合活動にともない、重い原子を誕生させながら、恒星、銀河はじめの宇宙の大規模構造を複雑化させながら進化をとげてきた。キップ・ソーン(ノーベル賞受賞は2017年、重力波の観測により)の次の本が面白い…

関連

関連ブログ

幾何で見える 必ずわかる一般相対性理論

関連ブログ

趣味で相対論

第17回 宇宙史年表

幾何で見える　必ずわかる一般相対性理論

第17回　宇宙史年表