2週間も前のことになりますが、マスメディアの報道のありようが問われる事例だと考え、備忘を兼ねて書きとめておきます。 4月12日午前、ジャニーズJr.として活動していた歌手のカウアン・オカモトさんが東京の日本外国特派員協会で記者会見し、ジャニーズ事務所に所属当時の2012年、ジャニー喜多川前社長(2019年7月死去)から性被害を受けたことを、自らの体験として語りました。翌13日付の東京発行新聞各紙が、この会見をどのように報じたかを見てみました。扱いは大きく分かれました。 【朝日新聞】第3社会面「『ジャニー喜多川氏から性被害』/元ジャニーズJr.の男性会見」見出しと会見写真で5段、全文101行【毎…