海運大手の商船三井は、2025年度(令和7年度)の最終利益が前年比60%減の1700億円となる見通しを発表しました。これは、アメリカのトランプ政権による関税政策の影響を大きく受けたものです。 決算のポイント 売上見通し:1兆7000億円(前年比4.3%減) 最終利益見通し:1700億円(前年比60%減) 主な要因として、以下が挙げられています: 米中間の関税政策強化によるコンテナ輸送減少 自動車輸送台数の減少 市場不透明化による運航計画の見直し 対応策と戦略 商船三井は、6月に米・ワシントンに現地拠点を開設予定。この拠点を通じて、 トランプ政権の政策動向をリアルタイムで把握 需要変動に応じた機…