ドイツ・レクイエム(Ein deutsches Requiem)
ヨハネス・ブラームスが作曲した宗教曲。オーケストラと、合唱、ソプラノ、バリトン独唱による。作品番号45番。 歌詞は、ルター訳のドイツ語聖書から引用されている。全7楽章。全曲初演は、1869年。
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「今回、長岡の方々と稽古をしながらつくづく思ったのは、北方の人ブラームスの音楽が越後の人々の気質にとてもよく合っているということ。何事にも石橋を叩くような慎重さ、外へ向かってアピールするよりは内に秘める情熱、享楽的であるより勤勉であるということなど。南方系の陽気な人々には出せない重み、真摯さなどが作品と重なって美しい情緒を見せてくれるのである」(福島章恭さんのご著書より) お怒りの方々は多いと思う。特に温かい地方にお住まいでブラームスの音楽を愛好するクラシック音楽ファン…。まこと噴飯物の理屈だ。ただ、あながち荒唐無稽ともいえないのは、和辻哲郎も名著『風土』のなかで同じようなの考察をしていること…
2022年9月20日 読売日本交響楽団 サントリーホール指揮 セバスティアン・ヴァイグレ合唱 新国立劇場合唱団ファン・スミ(ソプラノ)、大西宇宙(バリトン)シュニーダー 聖ヨハネの黙示録ブラームス ドイツ・レクイエム 記事として書くことがあまり無いので、本当はアップするのを躊躇した公演。それでも「行きました」という記録は残したいと思い、書くことにした。 なぜ書くことがあまり無かったかというと、この日のメインプロのドイツ・レクで、何度となく睡魔に襲われ、集中して聴くことがほとんど出来なかったのだ。 疲れていたのかなあ・・。前日遅くに家族・親戚の一泊旅行から帰ってきた。(F・D・フローレスのリサイ…
初めての方へ👇 gyakkyoujinsei.hatenablog.com 以前、音楽が私の闘病生活にとても貢献してくれているという記事を書いた。 gyakkyoujinsei.hatenablog.com ある日、ブラームスの交響曲第1番 を聴いている時、「これはまさに私が今歩んでいる逆境人生を表現したものではないか!」とひらめいた。 ブラームスの交響曲第1番 ブラームスの交響曲第1番 は今までにも何度か聴いたことがある曲で、暗→明へと分かりやすい変化がある。 ブラームスは、ドイツに生まれ「第2のベートーヴェン」としての存在を望まれながら作曲活動を続けるも、なかなか交響曲を書かなかった。 そ…
8月に行われる演奏会。ドイツレクイエムの合唱の練習が始まった。 私は高校の音楽の授業以来、合唱をやっていないのに無謀にもやりたくなって。 申し込みの時(メールだけど)も「未経験ですが頑張ります!」なんてコメントしたのに。 初回の練習、参加してない。 なぜかというと。 息子が大学受験で。ウキウキと長い時間出かけるのも何となく気が引けるし(息子は気にしていないだろうけど、私自身が) コロナが流行しているときに、合唱の練習に行って感染した!なんてことになったら、一生後悔しそうで。 受験が終わるまでは参加しないでおこうと思っているから。一月2回ある練習は休むつもり。 そうは言っても前回、何を練習したの…
チェロの個人レッスン。 腹筋の話になった。 右腕(弓を持つ方)の力の入れ方が下手な私にアドバイス 「腕を自由に使うには腹筋と背骨をしっかりさせないとダメなんです」 まあ、何度も言われていることなんですけどねえ。なかなか上手くいきません。 lamabird (id:lamabird)さん さんのプログでも腹筋が大事!って話があって。 おんなじ!おんなじ! 実はちょっと前に母の腹筋の話で、リハビリの方と筋肉の話をした。 朝起きたばかりの母は、時々ベットの上で転がっていて、きちんと座ることができない。 普通にベットの上で座れば良いだけなのに、転んと後ろに転がって。 どこが痛いわけでもないのに、遊んで…
ここ1週間ほど合唱の練習をサボっていました。(チェロは毎日練習してます) 別に忙しいわけではなかったのだけど。何となく心が落ち着かなくて、なぜか家の掃除に精を出したりして(断捨離はまだまだ継続してる。そんなに広くないマンションで何でこんなに不要なものが出てくるのか、不思議なんだけど。。。)歌の練習する時間がなくなって。。。 そうしたら、演奏会の事務局からメールが来た。 大概、オーケストラの事務をやる方はマメな方ばかりで、どこのオーケストラも細かく連絡してくれる。練習計画は最初に送られて来ていて、そこには時間と場所もきちんと書かれているので、連絡がなくても全く問題がないのだけど。 でも、寄り添う…
夏に行われる演奏会。初合唱。 曲目はBrahmsのドイツレクイエム 2月の練習に備えて練習中。 とは言っても、 合唱経験は全くないので、どうやればよいのやら。。 発声の練習なんて全然知らないし。。 ただただ、楽譜と合わせて歌えるようにしておこうと(他に練習が思いつかない)CDに合わせながら、電子ピアノで音を確かめながら、歌う練習。 最初は、全くできなくて、この長い曲をどうやって終わらせるんだろうと思いながらもとにかく1日少しずつでいいからと自分に言い聞かせて進めていったら。 だんだんコツがわかるようになってきた(あくまで、私の中の進め方です(笑)) ちなみにCDはこれを聴いています。 YouT…
高校1年の音楽の授業から、歌ってないのに(カラオケは除く)合唱の演奏会に出ることにした私。 しかも、曲は長いし、難しい。。 2月から総合練習が始まるんだけど。 とにかく、何の知識もないんだから、譜面だけは読んでおこうと、私としては、結構真面目に個人練習してる。 練習方法は、 オーケストラのCDに合わせて、歌う。 歌えなかったら、ピアノで音を聴いて、それに合わせて歌う。 それでも出来なかったら、歌は諦めてピアノだけで自分のパートを弾いて合わせる。 これを何度もやってれば、そのうち音も覚えるだろうし、歌えるようになるだろう。 と、思ってやってるんだけど。 最初は何がなんだか分からず。。 楽譜を見な…
来年夏に参加する予定のブラームス ドイツレクイエム。 80分の大曲で、全部ドイツ語。 超初心者がやるのには考えられない、難しさ。 だと思うのだけど、目の前にそれしか無かったんだから、やるしかない(笑) 2月から始まる練習に備えて、少しでもわかっておこうと毎朝、練習している。 当初の私の予定では、まず歌う場所の音階を覚えようとしていた。 音階を覚えてから歌詞をつけて行こうと。 オーケストラのバックに合わせて、アルト(私のパート)が入る場所、音程をしっかり覚えて、年明けくらいから、歌詞(ドイツ語)をスラスラ歌えるようにしようと思ったのだけど。 ところが。。 音を取って、音階で歌う練習をしていても。…
View this post on Instagram A post shared by NAKAGAWA Tadashi(中川 直) (@choku_nakagawa) ガリー・ベルティーニ(1927~2005)と出会ったのは1996年11月、シュトゥットガルト放送交響楽団との来日に際してタワーレコード渋谷店で行われたインストアイヴェント。 当時16歳の私の質問に彼は目を見ながら丁寧に答えてくれた。程なく、同年12月1日に東京芸術劇場で行われた公演のテレビ放送を視聴できた。 プログラムはモーツァルトの交響曲第40番とマーラーの交響曲第1番。 ヴィオラからモーツァルトが始まった瞬間引き込まれた…
来年8月にある演奏会 曲目はブラームス ドイツ レクイエム やるのは合唱。。 チェロ じゃない。 チェロ も初心者ですが、合唱はその何倍も初心者で。。 発声練習の方法すらわからない。 でも、やるんです。 無謀な挑戦は慣れているので。 まずは、2月の練習に備えて、譜読み。 2月にはドイツ語で歌えているといいな。 なんせ、合唱の難しさがわかってないので、1人で出来るところは、やっておきたい。 突然、ドイツ語は無理だから。 まずは、音階で歌えるように。 CDを聴きながら、電子ピアノで弾きながら、歌う。 朗々と歌うと仕事中の夫がびっくりするので小声で。 まあ、声量ないから大声は無理なんだけど。 この曲…
www.sso.or.jp今回(2022年10月)の札響定期は、首席指揮者のバーメルトさんが今年5月以来となる久しぶりの登場です。また、今をときめく若手チェリストの佐藤晴真をソリストにお迎えするのは2021年2月のhitaru定期から1年9ヶ月ぶり。そしてメインの「戦時のミサ」では、第九以外で札響合唱団が出演するのは3年ぶりとのことで、大変注目されていました。 今回のオンラインプレトークは、札響の首席チェロ奏者 石川祐支さんと首席ティンパニ・打楽器奏者 入川奨さんがご出演。今回ソロの見せ場がたっぷりあるお二人が、ソロパートだけじゃない今回のプログラムの魅力をたっぷり語ってくださっています♪ w…
バレエの舞台! 今月は初めてバレエのピットに入った。10/9の本番だったんだけど、インプットが多くて…ちょっと間が空いての振り返りになる。
京都ミューズ主催 ブラームス《ドイツレクイエム》のプログラム・ノーツを書きました。 当日は私も会場に行きましたが、この作品は生で聞くと鳥肌が立ちますね。また、コロナのために3年近くもの間、こうした大規模な声楽作品の上演ができなかったそうで、合唱団員も会場の人たちも何とも言えない高揚感に包まれていたのが印象的でした。なお、12月にはベートーヴェンの「第九」を上演するそうです。
コンサート雑感、今回は7月10日に行われました、コア・アプラウス2020~2022コンサート 二人の大作曲家のレクイエムを辿って を取り上げます。 3年間、新型コロナウイルス感染症によりコンサートが行うことができなかった、コア・アプラウス。その分をまとめてという点もあって、二人の大作曲家、モーツァルトとブラームスのレクイエムが演奏されました。 そこまでやれば、普通であれば2時間程度のコンサートでは収まりません。そこで、二つとも抜粋ということになりました。ですが・・・・・ 私は今回、事情により前半のモーツァルトのレクイエムしか聴くことができませんでした。それでも、とても内容の濃いものとなりました…
今日はコンサート❤️ と言ってもアマチュアオケです。 アマチュアオケも色々ありますが。 このオケは、一回の演奏会の為に、出演者を募集し、演奏会が終わると解散する。 ちょっと異色のオーケストラです。 そして。 レベル高めのオケでもあります。 何故かというと。。 普通のアマオケは、みんなアマつまり素人だけで弾きます。たまにトレーナーというプロの方が入ってくださいますが、ごくたまに(お金かかかるし。。) ても、ここは弦楽器ではプロがトップで弾いて、なおかつ練習に参加するのです。上手な演奏が間近で見られて、なおかつ指導までしてくれるので、上達は間違いない。 それと 出演を希望する人はあらかじめ、自分の…