www.ongakunotomo.co.jp 今回ご紹介するのは『《ドイツ・レクイエム》への道: ブラームスと神の声・人の声』西原稔(著) です。2020年9月 音楽之友社。 早速レビューに入ります。以下、ネタバレが含まれます。ご了承頂けるかたのみ「続きを読む」からお進みください。
今回ご紹介するのは『ブラームスの協奏曲とドイツ・ロマン派の音楽』西原稔(著) です。2020年10月 芸術現代社。同じく西原先生の著書『《ドイツ・レクイエム》への道: ブラームスと神の声・人の声』と合わせて購入しました(なおドイツレクイエムの本は現時点で未読です)。 ブラームスの協奏曲とドイツ・ロマン派の音楽 作者:稔, 西原 芸術現代社 Amazon 早速レビューに入ります。以下、ネタバレが含まれます。ご了承頂けるかたのみ「続きを読む」からお進みください。
題名のない音楽会2014年8月31日放送 テレビ朝日本間智恵 佐渡裕 山田五郎 宮本文昭 西原稔この番組は、クラシック音楽に関する視聴者からの質問に答える形式で進行していますね。ヴァイオリンの弦が切れた場合の対処法についての質問があったようです。実際には、演奏中にソリストの弦が切れた場合は、コンサートマスターの楽器と取り換えて演奏を続けることが一般的です。そして、切れた弦のヴァイオリンは後列に回されて修理されるとのことですね。 しかし、山田さんは切れた箇所が限られているのにも関わらず、バケツリレーのように楽器を回す方法にはあまり賛同しないと話されたそうです。その意見は理解できますね。コンサート…
題名のない音楽会2014年8月31日放送 テレビ朝日本間智恵 佐渡裕 山田五郎 宮本文昭 西原稔このエピソードはとても驚くべきものであり、まさに「本当にあった驚天エピソード」という名前にふさわしいですね。佐渡さんの新年のコンサートでは、一般的に酒を飲みながらリラックスして演奏することが多いようですが、そこで起きた出来事は予想だにしない展開でした。 演奏中にシャンパンの開ける音が鳴り響き、それによって天井のライトが割れてしまったというのは信じられません。その破片がおばあさんの頭上に落ち、さらには煙が出てきたというのは、まるで映画のようなシーンのようです。しかも、後ろのおじいさんが譜面でそれを消し…
題名のない音楽会2014年8月31日放送 テレビ朝日本間智恵 佐渡裕 山田五郎 宮本文昭 西原稔このテレビ番組では、楽章間に集中することや、楽章間の拍手についての疑問が話題となりました。西原さんは、19世紀頃から楽章間に拍手をするルールが変わり、終楽章後のみ拍手をするようになったと説明しました。また、曲によっても拍手の有無が異なることを佐渡さんが指摘しました。一方、西原さんはF.メンデルスゾーンが拍手を嫌がったことや、「拍手をさせないために書かれたファゴット」の演奏を取り上げました。宮本さんは、逆にチャイコフスキーの「悲愴」は拍手をしたくなる曲であると述べました。楽章間や拍手についてのさまざま…
題名のない音楽会2014年8月31日放送 テレビ朝日本間智恵 佐渡裕 山田五郎 宮本文昭 西原稔暗譜に関する2つの意見が示されていますね。 暗譜をする理由について、西原さんはピアノ奏者にとっての暗譜の意義を語りました。彼女によれば、暗譜は作品を完璧に理解していることをアピールする手段であり、音楽をより深く理解するために必要な要素であると述べています。 一方、佐渡さんは暗譜は必要かもしれないが、それによって音楽をやる目的が曖昧になる可能性があると述べています。彼によれば、暗譜をすることが目的化され、音楽を楽しむことが二の次になる可能性があるということです。 このように、暗譜に対する意見は個人によ…
題名のない音楽会2014年8月31日放送 テレビ朝日本間智恵 佐渡裕 山田五郎 宮本文昭 西原稔このテレビ番組の内容には、アンコール曲に関するさまざまな意見や情報が紹介されていましたね。佐渡さんは、定期演奏会ではアンコールは行われないという考え方を持っているようです。一方、ツアーなどの場では2曲ほど用意することがあるそうです。 西原さんは、アンコールの起源について「スター演奏家」の誕生と「演奏会が有料」になった時期を挙げました。そして、その代表的な人物としてF.リストを紹介しています。 また、山田さんは、ジェフ・ベックがアンコールで「哀しみの恋人達」を定番にしていた話を紹介しています。 佐渡さ…
題名のない音楽会2015年5月24日放送 テレビ朝日本間智恵 佐渡裕 西原稔この放送では、ドイツの作曲家ブラームスと彼の交響曲第4番に焦点を当てています。ブラームスは、バッハやベートーヴェンなどのドイツ古典派の偉大な作曲家の影響を受けた巨匠です。交響曲第4番は、彼の人生の円熟期に完成された作品であり、ドイツ古典音楽の集大成と言えるものです。この曲を最後に、ブラームスは交響曲の作曲をやめました。そして、この作品にはある歴史的人物との関係があるようですが、具体的な詳細は明かされていません。 また、番組では「交響曲」というドイツ古典音楽の代表的なジャンルについても触れられています。このジャンルは、ハ…
題名のない音楽会2015年5月24日放送 テレビ朝日本間智恵 佐渡裕 西原稔このテレビ番組の内容について感想を述べます。 まず、ブラームスの交響曲第4番の第1楽章についてですが、ブラームスが自身の最後の交響曲にドイツ音楽の歴史を込めたというのは興味深いです。特に、「3度の下行」と呼ばれる要素が取り入れられたことが紹介されていますが、これがどのような効果をもたらすのか、聴いてみたいと思います。 また、第2楽章ではルネサンスの象徴が取り入れられているとのことです。中世の教会旋法の響きを用いており、これが古典音楽の原点とされることにも興味が湧きます。どのように表現されているのか、どのようにルネサンス…
題名のない音楽会2015年5月24日放送 テレビ朝日本間智恵 佐渡裕 西原稔この番組では、ブルームスの「第2楽章」が「くもり空」と表現され、ドイツ古典音楽の重々しさやブラームスの楽曲の特徴について言及されています。 ドイツ古典音楽は、ベートーヴェンなどを代表とするが、その重苦しい印象が特徴的です。このようなドイツ音楽の伝統を受け継ぎつつ、ブラームスはさらにその重さを増しています。北ドイツの曇り空を象徴するような雰囲気が楽曲に込められており、それがドイツ音楽の源泉となったとされています。 また、番組では、イギリスや北イタリアのトリノの人々が曇り空に親しんでいるため、彼らにとってブラームスの音楽が…
題名のない音楽会2015年5月24日放送 テレビ朝日本間智恵 佐渡裕 西原稔このテレビ番組の内容について感想を述べます。 まず、舞曲の楽章がドイツ古典音楽において重要な位置を占めているということに興味を持ちました。舞曲は人々の楽しさやリズム感を引き出し、聴衆を楽しませることができる特徴があります。それがドイツ古典音楽においても活かされ、楽章として取り入れられていることに驚きと興味を抱きました。 また、第4楽章ではJ.S.バッハが象徴されているとのことですが、バッハはドイツ古典音楽の最高峰として広く認知されています。彼の作品は複雑かつ美しいメロディーが特徴であり、その才能と影響力は非常に大きいも…
題名のない音楽会2015年5月24日放送 テレビ朝日本間智恵 佐渡裕 西原稔この番組の内容はとても興味深かったです。ブラームスの交響曲4番には、彼独特の個性が詰まっていることが伝わってきました。特に第4楽章での短調での終わり方は、人生の宿命のような感じがすると言われていて、その魅力に惹かれました。 通常、交響曲は暗い始まりから明るく終わる構成が一般的ですが、ブラームスはそれとは違い、暗い短調で終わらせたことが斬新だなと感じました。これは、ベートーヴェンの手法を使用しないで、自身の個性を打ち出したことを示しています。 さらに、この最後の楽章でブラームスがバッハとドイツ音楽の後継者であることを示し…
題名のない音楽会2015年5月24日放送 テレビ朝日本間智恵 佐渡裕 西原稔このテレビ番組は素晴らしかったですね。ブラームスの交響曲は大変難しい曲であり、特に第4楽章はその集大成と言えるものです。演奏するだけでも一苦労なのに、その素晴らしい演奏を見ることができたことに感動しました。 第4楽章は非常に情熱的であり、曲の進行によって緊張感と興奮が高まっていきます。特に終盤の盛り上がりは圧巻で、聴き手を圧倒する迫力を感じました。演奏者の表現力が素晴らしく、音楽の力強さや深みを存分に伝えてくれました。 また、楽器の調和も素晴らしかったです。オーケストラの一体感やアンサンブルの優れたバランスは、まさにプ…
www.sso.or.jpブラームス生誕190年の今年(2023年)、首席指揮者のバーメルトさんと札響によるブラームスのドイツ・レクイエムの演奏がついに実現しました!はじめに予定されていた2020年から実に3年の時を経て、いよいよ迎えた本番当日。聴衆の期待は大きく、土曜夕公演は9割近い席が埋まっていました。 今回のオンラインプレトークはヴァイオリン副首席奏者の飯村真理さんとバストロンボーン奏者の澤山雄介さんがご出演。楽曲の事のみならず、舞台上ではお互いが遠いお二人のやりとりも楽しいです♪ www.sso.or.jp 札幌交響楽団 第653回定期演奏会(土曜夕公演)2023年05月27日(土)1…