Johannes Brahms (1833-1897 ヨハネス・ブラームス)
作曲家、ピアニスト。1833年ハンブルク生。1897年ヴィーン没。 ベートーヴェンの作風を継承しロマン派の潮流の中核に位置するが、同時に中世以来の古典音楽やスラブ系のリズム感に富んだ民族音楽を研究し、重厚な作風をもって知られる。
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クラシック音楽と聞いてあまり興味がない方は一体どんな音楽を思い浮かべるのだろう。候補は色々あるがまさかブラームスやブルックナーが、マーラーやましてやショスタコーヴィチが最初に出てくることもないだろう。ラフマニノフやマーラーは映画に使われている。ワーグナーはソーセージの宣伝で登場するが・・。どうだろう。 日本語の歌詞が付いて歌手が歌いこの国ではポップスになった感のあるホルストの組曲・惑星から「木星(ジュピター)」か。小中学校の下校の音楽でもあるパッヘルベルのカノンか。サッカーファンならエルガーの威風堂々、それにヴェルディのアイーダから凱旋行進曲か。 しかしいずれもパンチ不足。クラシックで最もアイ…
doshin-playguide.jp札響の首席クラリネット奏者・三瓶佳紀さん、チェロ奏者・荒木均さん、そしてピアニストの岡本孝慈さんによる、オールブラームスの室内楽コンサート。ブラームスの特に室内楽が大好きな私は、企画発表当初からとても楽しみにしていました。なお、同プログラム・同出演者によるコンサートが後日旭川でも開催予定とのことです(2025年5月11日 14時~ 木楽輪)。 クラチェリオ・コンサート ブラームスの夕べ2024年12月03日(火)19:00~ ふきのとうホール 【演奏】三瓶 佳紀(クラリネット) ※札幌交響楽団首席クラリネット奏者荒木 均(チェロ) ※札幌交響楽団チェロ奏者…
【AMU】==【AmazonMusicUnlimited】 【SPD】==【SpotifyDownloads】 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ソース元:【ラジオ・スイス・クラシック(Radio Swiss Classic)】 放送日:2024年12月01日 08:05~(現地時間) オンエア曲:「Hungarian Dance No. 1 "Allegro molto"」 アルバム:『ブラームス:ハンガリー舞曲(全曲)/ネーメ・ヤルヴィ(Neeme Järvi)指揮 ロンドン交響楽団(LSO)【AMU[HD]】【SPD】』 一番最初に聴いた 「ブラーム…
初めてのブログです! 多趣味な私ですが、小さいころからずっと好きなのがクラシック音楽。 数年前までは月に1度はコンサートホールにオーケストラを聴きに行っていました。 コロナの影響で少し足が遠のいてしまいました。。。 また、第九の合唱団にも10年ほど参加していましたが、こちらもコロナの影響で参加を自粛していました。そろそろ再開しようかな。 ずいぶん前にクラシックソムリエ検定も受けました。※日本クラシックソムリエ協会、もう今は無くなっているようですね。。。 ベートーヴェンやブラームスが大好きです。
ヴィクター・ローゼンバウム氏(1941~) ヴィクター・ローゼンバウム氏は高名なピアニスト ただ弾くのではなくイマジネーションをもつこと 来年はレッスンを受けたいと言ってしまった ローゼンバウム氏の深みに満ちたブラームス ヴィクター・ローゼンバウム氏は高名なピアニスト ヴィクター・ローゼンバウム氏は高名なアメリカ人ピアニストであり、CDも数多く出されている。 アメリカはもとより世界各地でソリスト、室内楽奏者として演奏活動を行い、ボストンの音楽院では50年以上にわたって教鞭をとり・・・なんてことは今まで全然、知らなかった。 要は氏は私のクラシックピアノの先生の、アメリカ時代の恩師であり、そういう…
蘭越パームホールにて、メゾ・ソプラノ、ヴィオラ、ピアノによるコンサートが開催されました。おなじみヴィオラの青木晃一さん&ピアノの石田敏明さんのデュオと、私にとっては「初めまして」のメゾ・ソプラノの松田久美さんが共演!しかもブラームスの「アルトとヴィオラのための2つの歌 op.91」が聴ける、とても楽しみな会です。私は今回もJRの「1日散歩きっぷ」を使って札幌から日帰りでうかがいました。好天に恵まれた日、列車は観光客らしき人達でいっぱい!また会場には早い時間から多くのお客さん達が集まり、札幌から来た方も数名いらっしゃいました。 蘭越パームホール メゾ・ソプラノ、ヴィオラ、ピアノで奏でるロマンの旋…
doshin-playguide.jp今回(2024/09)の Sound Space クラシックコンサート は、「チェロ&ピアノの奏」。札幌交響楽団チェロ奏者・小野木遼さんがゲスト出演され、メインプログラムはブラームスのチェロ・ソナタ第2番!これはぜひ聴きたい!と、私は前回の Sound Space クラシックコンサートにてチラシを受け取った時からとても楽しみにしていました。この日の札幌は数多くの演奏会が企画されていましたが、こちらの会場は9割ほどの席が埋まる盛況ぶりでした。 第23回 Sound Space クラシックコンサート チェロ&ピアノの奏2024年09月29日(日)16:00~ …
小湊鉄道、篠ノ井線、上越新幹線などで浮かんでくる列車旅のバックアップ曲の話です 鉄道旅行で列車が出発すると、ベートーヴェンの交響曲第6番「田園」が頭の中に流れてきます。 田園交響曲(以下「田園」)の演奏会があると行きたくなってきます。 先般、2024年10月13日、京成船橋駅近くの千葉県船橋市民文化ホールで行なわれた田園の演奏会に行きました。 船橋ピアチェーレ・オーケストラの第11回定期演奏会で、指揮は松川智哉氏でした。 田園の曲の前に、オッフェンバックの喜歌劇「天国と地獄」序曲、モーツァルトの歌劇「魔笛」序曲、ドヴォルザークの「謝肉祭」序曲がありました。 「天国と地獄」はお菓子のCMにも使わ…
先週、知り合いの紹介で、ピアノコンサートに行ってきました。 ピアノコンサートは、おそらく初めて。 金沢駅近くのポルテ金沢6階にある金沢市アートホールという300席ほどの会場でした。 ほぼ直観で行きたい!と即決だったので、 会場についてから、リーフレットをじっくり見たのでした。 ハイドンとか、シューベルト、メンデルスゾーン、ヘンデル、など。 名前は知っているけど、それらの方々の曲名は出てこない・・・ 立て続けに演奏されたら、そのうち眠くなってしまいそうな心配は、 最初だけで、段々楽しくなっていきました。 ピアノ奏者は、台湾出身のサンドラ・ライト・シェンさん。 曲を紹介するたびに、作曲家の生き方や…
3年くらい前に、こんなBlog記事を書いていました。 hiratea.hatenablog.com ブラームスの「セレナード第2番」は、私が学生の頃からとても好きだった曲。 オーケストラの編成がヴァイオリンがないという歪なのが特徴ですが、 実に爽やかで、聞いていてもいつも楽しい気分にさせてくれます。 未だに演奏体験を持っていない私ですが、 最近、この曲の八重奏版が出版されていることを知りました。 まずは楽譜の情報を以下に貼り付けておきます。 Brahms, Johannes % Serenade #2 in A, op. 16 (score & parts) (Morelli) - WW5/V…
コンサート雑感、今回は令和6(2024)年12月19日に聴きに行きました、中央大学混声合唱団第60回定期演奏会のレビューです。 中央大学混声合唱団のコンサートはこのブログでも何度も取り上げております。前回は今年の3月でした。 ykanchan.hatenablog.com 1年も経たないうちに行ったのですかって?おっしゃる通りです。しかしそもそもは前回の第59回は昨年12月に予定されていたのが今年に延期になっただけであり、今回の第60回は無事年末に開催できたということになります。 演奏された曲は以下の通りです。 ①メンデルスゾーン イエス、わが喜びよ②ミヒャエル・ハイドン 主の御降誕の朝課のた…
【日時】2024.12.21(土)た14:00〜 【会場】横浜市戸塚区役所さくらプラザホール 【出演】若林顕(Pf.)鈴木理恵子(Vn.) 〈Profile〉 〇若林顕 日本を代表するヴィルトゥオーゾ・ピアニスト。ベルリン芸術大学などで 研鑽を積む。20歳でブゾーニ国際ピアノ・コンクール第2位、22歳でエ リーザベト王妃国際コンクール第2位の快挙を果たし、一躍脚光を浴び た。その後N響やベルリン響、サンクトペテルブルク響といった国内外の 名門オーケストラやロジェストヴェンスキーら巨匠との共演、国内外での 室内楽やソロ・リサイタル等、現在に至るまで常に第一線で活躍し続けて いる。リリースした多く…
「座の市」開催中の座・高円寺。 座・高円寺1にて ピアノと物語『トロイメライ』2回目観劇。3回のみの公演なのでラストです。 「19世紀のヨーロッパ。二人の音楽家シューマンとブラームスに愛されたクララ・シューマンの輝きと葛藤」https://za-koenji.jp/detail/index.php?id=3302 「『トロイメライ』は、作曲家ロベルト・シューマンのピアノ曲集「子どもの情景」で、恋人であり後の妻となるクララへの想いを表した曲名です。19世紀、ドイツ(ザクセン王国)のライプツィヒに生まれたクララ・シューマンは、高名なピアノ教師であった父親にピアノを習い、幼くして才能を発揮。女性の社…
曲目 & アンコール J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988から アリア フランス組曲第5番 ト長調 BWV816モーツァルト:アイネ・クライネ・ジーグ ト長調 K.574 幻想曲 ハ短調 K.475ハイドン:アンダンテと変奏曲 ヘ短調 Hob.XVII:6ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調 op.109シューベルト:ピアノ・ソナタ第18番 ト長調 D894 「幻想」 (アンコール)J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲第1巻から 前奏曲とフーガ BWV846ショパン:マズルカ イ短調 op.17-4ショパン:マズルカ ハ長調 op.24-2シューマン:アラベスク ハ長調 …
ベンジャミン・グローヴナー ピアノリサイタル ブラームス:3つの間奏曲 op.117ラヴェル:夜のガスパール ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」 ■2024年12月21日 13時開演■青山音楽記念館 バロックザール 極めて高度なテクニックと多彩に豊かな音色をもっているピアニストです。しかしグローヴナーが放つ最大の魅力はそうした外面的魅力に寄りかからない、圧倒的に新鮮かつ説得力のある音楽解釈にあるのではないでしょうか。 非常に素晴らしいリサイタルでした。 barocksaal.com 今回のベンジャミン・グローヴナー(Benjamin Grosvenor 1992-)による来日公演は3箇所で開催…
0. 12月もあっという間に下旬じゃないですか。1. 風邪をひきました。正確にはひいております。一昨日の夜中に突然喉の痛みと寒気に襲われ、その翌朝には発熱。頭痛、鼻づまり、筋肉に走るツキンとした結構な痛み。風邪の諸症状の大売り出し状態。会社に欠勤する旨連絡を入れてから病院へ。これだけの症状が重なっているのだからと、インフルエンザとコロナの検査も同時に行ってもらう。辛い思いをしながら待合室でガタガタと震え、出てきた検査結果は「風邪」。不幸中の幸いでした。7種類の薬を処方されて放免。その後這々の体で帰宅し熱を計ると38.5℃。薬を飲み、氷枕を引っ張り出しては横になり、とにかく寒い身体を抱えながら何…
日記 12月20日 少し早めに起きる習慣が身についた。朝ジョグ中に朝井リョウ著「何者」を聞き終える。ちょうど卒業した大学近くを走ってたので心に刺さる。仕事は今日も入りが遅い。昼ジム行く。朝走ってるのに体重は風邪前に戻った。食べ過ぎだなぁ。 12月19日 朝、雪が降ったらしい。寒いので朝ジョグは止めておく。仕事は年末進行で忙しいはずが入りが遅い。ここ数日、眠気が激しいので昼休みは仮眠をする。仕事を早上がりして三茶で「桜の園」の舞台を見る。立見席で3時間、足が棒になる。 12月18日 今日も少し短めの朝ジョグ。日産とホンダが経営統合するかも、というニュース。民間ロケットの打ち上げを見るが、上空で失…
昨夏、だいぶ昔から使っていたCDプレーヤーを買い替えてSACDプレーヤーを購入したのですが、最近になって、以前から持っているCDの演奏をSACDで聴くとどれだけ音が変わるのだろうかと思い、かなり昔から持っていた手元のCDの録音のSACDを何枚か購入してみました。 reiherbahnhof.hatenablog.com ブラームス: 交響曲第1番 ハ短調 op.68 ハイドンの主題による変奏曲 op.56a 交響曲第2番 ニ長調 op.73 アルト・ラプソディ op.53 悲劇的序曲 op.81 交響曲第3番 ヘ長調 op.90 交響曲第4番 ホ短調 op.98 カール・ベーム指揮ウィーン・フ…
4年ぶりの座・高円寺1にてリーディング『トロイメライ』初日観劇。 D列亀ちゃん側のお席。満席でしたーー。 「俳優とピアニスト、名曲が生まれた瞬間の物語をつづる珠玉のコラボレーション」 19世紀ロベルト・シューマンの妻クララ・シューマンの生涯を、いくつかの年代ごとに往復書簡スタイルの演出で描いた壮大な(大河ドラマのような)作品でした。シライケイタさんの脚本・演出、クララ月影さん、ロベルト・シューマンと弟子のヨハネス・ブラームス二役の亀ちゃんの朗読、秋山さんのピアノ、衣裳も美術も照明も(最後に浮かび上がった映像も)素晴らしくて、トロイメライ♬の演奏では涙が… 短い手紙のやりとりだけなのなのに、そう…
kaeの幻聴が激しいときに導かれた、この本 「大作曲家が語る 音楽の創造と霊感」 元々、ブラームスの大ファンのkaeは 何の戸惑いもなく、この本を手に入れた。 「わかるから、読んで」 そんなメッセージだった。 アメリカの音楽評論家であるエーブルさんが 実際に作曲家や、その友人から聞いたことが書かれている本。 ヴァイオリニストの篠崎史紀さんもお勧めされているこの本。 大作曲家の霊感にまつわる打ち明け話。 創造の衝動を感じる際の、内なる魂の力で心を揺さぶられる様子が書かれてある。 その中から特に印象の残った言葉を紹介させていただきたいです。 これを読んで、kaeはまだまだ勉強が足りないのだから 作…
先日、東京交響楽団によるコンサート形式上演「ばらの騎士」(J・ノット指揮)がサントリーホールとミューザ川崎シンフォニーホールの両会場で行われた。当初に発表された段階から、かなり注目されていた公演である。チケットもソールドアウト。そして、終了後のSNSを始めとする各方面の評判を目にし耳にすると、一様に賛辞が飛び交っていた。まあそうなんだろうなー、そうだったんだろうなーと思うところである。 だというのに、私は行かなかった。R・シュトラウス好きを自認しているにも関わらず。特に何か別の用事が入っていたわけでもないにも関わらず。 本音を言うと、行きたかった。率直な当然の気持ちである。 なぜ行かなかったの…
夜ピアノ3回目です ブラームス 3つの間奏曲op.117 ラヴェル 夜のガスパール 第1曲 オンディーヌ 第2曲 絞首台 第3曲 スカルボ ムソルグスキー 展覧会の絵 アンコール リスト 2つの演奏会用練習曲より「小人の踊り」 ラヴェル 水の戯れ バッハ(ジロティ編) プレリュードロ短調 一曲目ブラームスのはじめの1音2音でハッとしたのです 音がとても美しく聴こえて 2曲目夜のガスパールのオンディーヌで思う存分テクニックを披露すると、アルペジオはまるでハープみたい、小さな音の高速トリルは鈴を振っているよう、そして低音のフォルテッシモはピアノが吠えているようでした どんなにフォルテッシモの連打が…
月影瞳さんより「座・高円寺 朗読「#トロイメライ」稽古中!〜」 座・高円寺朗読「#トロイメライ」稽古中!素敵な劇場で素晴らしい皆様とご一緒させて頂き嬉しいです!皆様に楽しんで頂けるよう、頑張ります。宜しくお願いいたします😊詳細.チケットはコチラhttps://t.co/Ks3ZrQsVtD#座・高円寺#シライケイタ さん#亀田佳明 さん#秋山紗穂 さん pic.twitter.com/9K5gaEeCU4 — 月影瞳 (@HitomiTsukikage) 2024年12月13日 亀田佳明・亀ちゃんとシライケイタさんと月影さん。ピアノは秋山紗穂さん🎹 🎹「シューマン,クララ,ブラームス作品を10…
「音楽会は今のところ全く一つもないので、何か聴きたくも聴かれないのが残念です。前にカフェでも相当なものをやるとお話いたしましたが、やはりカフェはカフェで、一時とはよく聴こえるように思っても、よく聴くと駄目で、今日ではもはやこれを聴くのが本当に嫌になりました。殊にヴァイオリンがとてもいやでたまりません。 例のジャズという音楽がかような物、一時は盛んでサクソホーン(サクソフォンのこと)という楽器と共に多く使われていますが、その楽器の影響からでもありましょうが、ヴァイオリンがとても下等に扱われてとても聴くに堪えません。もとからジャズ音楽は日本の馬鹿話と同じものですから、論ずる価値はありませんが、これ…