Johannes Brahms (1833-1897 ヨハネス・ブラームス)
作曲家、ピアニスト。1833年ハンブルク生。1897年ヴィーン没。 ベートーヴェンの作風を継承しロマン派の潮流の中核に位置するが、同時に中世以来の古典音楽やスラブ系のリズム感に富んだ民族音楽を研究し、重厚な作風をもって知られる。
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♪春なのにコスモスみたい♪ そんな古いコマーシャルソングが頭の中にずっと残っている。歌詞の進展はなくただそのフレーズが僅かに異なる音符や転調によって続き、そこに商品宣伝のナレーションが入ったと記憶する。すこしシャンソンのような趣のあるメロディは子供心にもおしゃれで、甘酸っぱいものを感じさせた。今思うとそれは資生堂のコマーシャルだった。山口百恵がさだまさしの「秋桜」を歌うよりも昔の話だ。 コスモスは秋の花。しかし今は春。明るい春に、少し秋のようなシックな化粧をしませんか?そんな意図の宣伝だったのだろうか。「言葉遊び」ではないが相反する2つの言葉を並べる事の妙を、幼心にも感じたのだと思う。 コスモ…
トランペットを初めてン十年。その間ずっと吹奏楽で楽しんできたんだけど、機会あってオーケストラに参加できることに。やっぱり弦楽器があるだけで響きが全然違う。瑞々しいというか、練習でも聴いていて心地よくなる。 先日の演奏会では、オーケストラ初心者にも分かりやすいチャイコフスキーやワーグナー。休みが沢山あるけれど吹くところは存在感いっぱいで一音入魂って感じ。吹きっぱなしの吹奏楽とは違うなぁと思いながら吹いたものの、なんだか通ずるものは感じていた。 次回はブラームス。音源を聴いているとチャイコフスキーと違って、ラッパはティンパニと一緒に伴奏に回る感じで、ちょっと物足りないのではと感じてしまい、つい、先…
はじめに みなさま、こんにちは。千種有宗です。 今日は僕の愛聴するブラームスのクラリネット・ソナタ第1番ヘ短調作品120-1についてお話します。
www.sendaiphil.jp www.sendaiphil.jp↑プログラムノートが仙台フィルの公式サイトで公開されています。 私にとっては初めての仙台フィルです。指揮・飯守泰次郎さんのフィナーレ第1弾となる、オールブラームスのプログラム。2回公演のうち、私は金曜夜公演を聴きました。なお翌日の土曜昼公演は全席完売だったそうです。 仙台フィルハーモニー管弦楽団 第355回定期演奏会(金曜夜公演)2022年5月6日(金)19:00~ 日立システムズホール仙台・コンサートホール 【指揮】飯守 泰次郎 【ピアノ】菊池 洋子 【管弦楽】仙台フィルハーモニー管弦楽団(コンサートマスター:西本幸弘) …
ああああ、一日遅れになってしまった(泣)。 昨日、5月7日は作曲家のヨハネス=ブラームスさんの誕生日だったそうです。スマホのスマートニュースの「今日はなんの日?」で知りました。 1833年の5月7日に生まれ、1897年の4月3日にお亡くなりになったそうです。享年63歳。お父さんはコントラバス奏者だったのですね~。だから?かどうかわかりませんが、私はブラームスさんのオーケストラ曲の低音部って、独特な魅力があるな~と思っていました。 ブラームスさんはドイツの方ですが、フランスでは1830年に七月革命、1848年に二月革命が起きていますね。ちょうど二月革命の時が15歳くらいだから、なにかしら影響を与…
帰宅後に。昨晩はトッパンホールにてゴーディエ・カピュソンのソロコンサートを聴いてきたのです。諸々打ちひしがれて、しばらくの間ブログなんてものは止めておこうかとまで思い詰めたのですが、案の定、一夜明けたらケロっとしてましたよ。真剣に音楽を突き詰め追い詰めていくと、結局の所は生音には何も敵わず、また、音楽を言葉として表現することすら幼稚で陳腐なことであるとまで考えていたのです。相当思い詰めていましたね。
https://www.kitara-sapporo.or.jp/about/dl/news2107.pdf ↑「Kitara News 2021/7」にて、出演者の皆様へのインタビュー記事が読めます。 ※pdfファイルです。 www.acros.or.jp ↑福岡公演の情報はこちら。出演者の皆様へのインタビュー記事が読めます。 元ベルリンフィル・コンサートマスターの安永徹さんと、安永さんのパートナーでピアニストの市野あゆみさん。クラシック音楽界の先達であるお二人と、札響・九響の首席奏者が共演する室内楽のコンサートが開催されました。Kitaraとアクロス福岡の連携事業で、先に福岡公演が開催され…
www.kitara-sapporo.or.jp ↑Kitara公式サイトにて、今回ご出演のクラリネット奏者・白子正樹さんからのメッセージが読めます。 札幌交響楽団のメンバー5名による、モーツァルトとブラームスのクラリネット五重奏曲の演奏会。私はいずれも大好きな曲で、1年前の企画発表当初からずっと楽しみにしていました。そして当日の会場は、月曜の夜の公演にもかかわらず、小ホールの1階席は8割程の席が埋まる盛況ぶりでした。 <Kitaraアーティスト・サポートプログラムⅡ>2人が最後に愛したクラリネット五重奏曲~モーツァルトとブラームス~2022年03月14日(月)19:00~ 札幌コンサートホー…
演奏 ネーメ・ヤルヴィ/ロンドン交響楽団(Neeme Järvi/London Symphony Orchestra) 録音 Chandos/ 1990 / Stereo 演奏時間 15:11 9:11 11:54 9:34 合計: 45:50 何時もと一味違うパパヤルヴィ 日本人が大好きブラームス、でも私はかなり苦手な作曲家でして、この曲と同2番、ピアノトリオの管弦楽版、交響曲第2番とヴァイオリン協奏曲程度しか聴かないです。交響曲1番とか流れてきて耳にすれば良い曲だとは思いますが、なぜか自分で再生する気にならないのですよね。この曲は元々、ピアノ四重奏だったものをシェーンベルクが立派な管弦楽へ…
< 侵攻の早期解決と終息を祈ります。 > 少なくとも皆が音楽を楽しめる世界であってほしい! =ヘッドホンでの試聴を推薦します(可能ならSoundGear又はMDR-EX220LP) =最下段に解説あり J. BRAHMS Poco Allegretto From " Symphony N.3 in F major op.90" 交響曲第3番 (ブラームス)の第3楽章 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%A4%E9%9F%BF%E6%9B%B2%E7%AC%AC3%E7%95%AA_(%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%A0%…
おしゃれでかわいいベッドメリーの15選を紹介します。 ・インテリアとして浮かないベッドメリーが欲しい ・子供用品でもキャラクターものでカラフルなものは避けたい という方にはおすすめなので、ぜひ参考にしてみてください。 北欧風ベッドメリー 木馬 / Okawari Home コウノトリの北欧風ベッドメリー / Pehr Let's make 木製アーム付きベッドメリー ベッドメリー Pink&Cloud / Amieux フレンステッドモビール エレファントパーティー 小熊の風船ベッドメリー うさぎの北欧風ベッドメリー / Pehr 雲、虹のベッドメリー 北欧風デザインフェルトマスコットモビール…
バーベナの赤です。他に白、青、ピンクがあります。いずれも押し花の材料になります。 去年のいつ頃だったかは忘れましたが、あるテレビ番組に出演されていた、世界的に有名なヴァイオリニスト葉加瀬太郎氏が放送の中で、子供の頃にブラームスの美しい音楽に触れた事が音楽家を目指すきっかけになったと、言われた事を記憶していました。自分はクラッシック音楽が好きで普段はベートーヴェン、モーツァルト、バッハを中心に 他には主だった作曲家の作品も聴いています。ところが不勉強のせいだと思いますが、ブラームスの作品のCDは1枚も持っていなかったのです。葉加瀬太郎氏はブラームスのどんな作品に惹かれて音楽家を目指そうと、思われ…
歌謡曲 謡曲日本楽器 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 歌謡曲(かようきょく)とは、昭和時代に流行した日本のポピュラー音楽の総称である。その中でも昭和時代に発表された楽曲群は昭和歌謡とも呼ばれる。 概要 1970年代半ばからの日本のポピュラー音楽は、洋楽の影響を受けたニューミュージックが主流となり、1990年代から流行したものはJ-POPと呼ばれ、伝統的な音楽理論の型を破るようにしてメロディ・コード進行・リズムなどが変遷して行った。 そのため、1960年代以降(1920年代「船頭小唄」流行頃には演歌師が活動していた為、演歌の派生は1920年代頃とする説もある[1]…
東京の図書館から、小金井市立図書館のライブラリである、ポリーニのピアノ、アバド指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏によるブラームスのピアノ協奏曲全集を取り上げていますが、今回はその第2回です。 2枚目にはピアノ協奏曲第2番が収録されています。通常とは異なる4楽章制をとる作品ですが、ブラームスの後半生における、肩の力が抜けたような、のびのびとしつつもどこか達観したような作風を持つ作品だと言えるでしょう。 そんな第2番。かなり「歌われて」います。饒舌なんですが、どこか「おっさん、しゃべりすぎじゃね?」という感じもしなくもないです・・・・・私も十分おっさんなんですが。 もちろん、それはポリー…
◎コッパダン~恋する仲人~◎ ・2019年・全16話・原作小説あり(朝鮮婚談工作所コッパダン)、DVD、Blu-rayは後日発売予定…? コッパダン~恋する仲人~ DVD-BOX1 [ キム・ミンジェ ] コッパダン~恋する仲人~ DVD-BOX2 [ キム・ミンジェ ] (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); *キャスト マフン・キムミンジェケトン・コンスンヨンイス(キムス)・ソジフンコヨンス(チルノム)・パクジフン*Wanna One)トジュン(ピョンウソク)カン(チャンユサン)キムムンソク(イチャニョン)カンジファ(コウォニ)…
レッスン31 ちょっとそこまでレッスンに出かけてるだけなんだけど写真のような気分です ブルグミュラー「天使の合唱」とツェルニー40の9番は合格です(・∀・) 最近ツェルニーもミスってもゴリ押しで弾けるようになってなってきて堂々とラストを迎えることが出来ます 先生もウンウン( ˊᵕˋ )って感じで見てる 絶対に止まらない私!ミスがなんじゃい! ブラームス ブラームスらしい音の出し方を教わる 「窓ガラス割ったの誰じゃー!」とか言いそう ヒゲ顔しか知らなかったけど、若い頃は髪サラサラでイケメンで恋もして〜と聞きました (若かりし頃のブラームス) だいぶ変わったね...眉毛って増えるんだね ブラームス…
『コンペティション』原題:"The Competition"製作年:1980年製作国:アメリカ合衆国 作品について Amazon 感想 キャスト スタッフ 作品について ジョエル・オリアンスキー監督・脚本・原案(共同)。 ウィリアム・サックハイム原案(共同)・プロデューサー。 ドラマ・ミュージカル映画。 Amazon コンペティション [DVD] リチャード・ドレイファス Amazon 感想 演出も編集も淡々としている。 ショパン国際ピアノコンクールのドキュメンタリーなどを観ているので、『コンペティション』はコンクール出場者たちのドラマとして中途半端に感じる。恋愛要素も中途半端。 でも俳優たち…
何だか今年の五月は雨が多く、初夏の香りがしませんが、皆さんお元気にお過ごしでしょうか? こんにちは、オジサンです。 相変わらずの介護生活にも慣れ、自分の時間も少しは取れるようになりました。平日はほぼ毎日テニスを楽しんでいますし、週末はテニススクールで子供たちを相手に四苦八苦しています。 最近午前中はレコードを聴く事が多く、中でも現在はグレン・グールド(以下GG)の演奏を再聴しています。比較的若い頃からGGの演奏(特にバッハ)が好きで、所有するレコード(CDは無い)も結構の数に登っています。 今年はGG没後40年にあたります。1982年秋、脳卒中で倒れ帰らぬ人となったGG、まだ50歳だったんです…
東京の図書館から、今回と次回の2回に渡り、小金井市立図書館のライブラリである、ポリーニのピアノ、アバド指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏によるブラームスのピアノ協奏曲全集のアルバムをご紹介します。 まず今回の第1回では、1枚目に収録されています、ピアノ協奏曲第1番を取り上げます。激しいオケのユニゾンから始まる印象深い第1番。ソリストもかなり激しい演奏になることも多い作品ですが、この演奏では激しさというよりは情熱の嵐と表現するほうが適切なように思います。 また、この録音の特徴は、ロケーション。ベルリン・フィルであればベルリン・フィルハーモニーだとつい思いがちなのですが、実はウィーン楽友…
気分は上々 ↑こんな気分です 特に何もやり切ってなくて、急に音名がスラスラ言えるわけでもなく...でも気分は上々 シンフォニア9(バッハ)が弾けるようになってきた...ぐふふ ツェルニー10番が頭に入ってきた...むふふ ブラームス(♭)が頭に入った ブラームス(#)がカッコイイ これだけで気分は上がるのだ 譜読み練習の簡単ドリルをやりだした事でいつか出来るだろうと思えたし(^^) 小さい子用だからとてもわかりやすく書いてあるので私向け 継続は力なり いつもこれです ダイエットも禁煙も断酒も自分に打ち勝ってやってきた自信がある! やれば出来ると自分に言う 自分で自分に自信をあげないと誰もくれな…
今年初めての水戸芸術館、そして水戸室内管弦楽団の定期演奏会。 メインはアルゲリッチとの共演で、小澤征爾指揮での開催予定がコロナで流れてしまった、シューマンのピアノ協奏曲。 久しぶりの満員のホールで、熱気に包まれたコンサートでした。 【曲目】ベートーヴェン: 劇音楽〈エグモント〉 序曲 ブラームス: セレナード 第2番 イ長調 指揮:ラデク・バボラーク シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 作品54 指揮者なし ピアノ:マルタ・アルゲリッチ 今回のコンサートは、とても水戸らしいもので、久しぶりに興奮しました。 前半はエグモント序曲から。 こちらは、私にとっては、小澤征爾さんとのいろいろな思い出ととも…
表題の楽曲を金管八重奏版(Trpx3 , Trbx3 , Hrnx1 , Tubx1)のアレンジをし、ミュージック・ベルズさんより出版いただきました。 【楽譜購入はこちら】金管八重奏版 【楽譜購入はこちら】トランペット五重奏版 【楽譜購入はこちら】ユーフォニアム・テューバ四重奏版 ヨハン・セバスティアン・バッハが作曲した「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調BWV1004」の終曲「シャコンヌ」。宗教音楽ではありませんが、どこか厳粛で敬虔な気持ちにさせられる大バッハならではの素晴らしい作品です。 原曲は無伴奏ヴァイオリンのための楽曲。しかし、その素晴らさに、後の音楽家が様々な楽器、…
ただの独り言 今日はただの独り言です(からに閉じこもってます) 小さい子がドから練習する時、ドばかりで楽譜見なくてもいいから何回弾けばいいとかリズムを覚えてしまうんだって そればかりやると楽譜が読めないまま進んじゃってソまで読めなくなってるとヤバいねって感じなんだって 私はかなりヤバい ここ数日、サラサラと弾ける曲を弾いてる時に何を考えているのか確認してみた まずはイメージ、それから・・・・・ それしか無かった ドレミのドの字もなく、今自分がどこの音を弾いてるのかわかってない レなのかシなのかetc.全く頭に無い ただ弾いた鍵盤から出る音を聴いてる その音がドとかミとかわからないまま弾いてる …
久々にデュメイの演奏が聴ける この金曜日は関西フィルの定期演奏会が開催される。今回はカサドシュ指揮の幻想交響曲のことだが、どうも「普通の幻想交響曲ではない」という事前情報が公式twitterでアナウンスされている。実に興味深いところである。さらに今回はソリストとしてデュメイが参加している。調べてみると私がデュメイの演奏を聞くのは実に2019年11月以来とのことになる。これもなかなかに楽しみなところである。 なお例年はデュメイ指揮の公演が定期内に2~3回ぐらいは組まれていたものだが、今年は定期でデュメイ指揮のものは全くなく、いずみホール公演がデュメイ指揮となっている。昨年定期もデュメイ指揮の予定…
陰暦四月十九日。気温摂氏11.7/27.8度。快晴。 昨晩から二晩は水戸芸術館で水戸室内管弦楽団(MCO)の定演 #109でラデク=バボラーク指揮でベートーヴェン〈エグモンド序曲〉とブラームスのセレナード2番イ長調、後半はマルタ=アルゲリッチのピアノでシューマンのピアノ協奏曲イ短調(指揮者なし)である。アタシの先行予約できる2枚はバボ贔屓のОさんに譲つたもの。信州長野よりマルタ贔屓のTさん来水。 コンサートの前にお会ひして軽く一杯飲んで何か食べませう、となつたが夕方開いてゐる飲食店がない! それでなくとも飲食店数減少のなか夜は18時からばかり。コンサート開演が20時ならそれでよいのだが19時に…