Johannes Brahms (1833-1897 ヨハネス・ブラームス)
作曲家、ピアニスト。1833年ハンブルク生。1897年ヴィーン没。 ベートーヴェンの作風を継承しロマン派の潮流の中核に位置するが、同時に中世以来の古典音楽やスラブ系のリズム感に富んだ民族音楽を研究し、重厚な作風をもって知られる。
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初めてのブログです! 多趣味な私ですが、小さいころからずっと好きなのがクラシック音楽。 数年前までは月に1度はコンサートホールにオーケストラを聴きに行っていました。 コロナの影響で少し足が遠のいてしまいました。。。 また、第九の合唱団にも10年ほど参加していましたが、こちらもコロナの影響で参加を自粛していました。そろそろ再開しようかな。 ずいぶん前にクラシックソムリエ検定も受けました。※日本クラシックソムリエ協会、もう今は無くなっているようですね。。。 ベートーヴェンやブラームスが大好きです。
ヴィクター・ローゼンバウム氏(1941~) ヴィクター・ローゼンバウム氏は高名なピアニスト ただ弾くのではなくイマジネーションをもつこと 来年はレッスンを受けたいと言ってしまった ローゼンバウム氏の深みに満ちたブラームス ヴィクター・ローゼンバウム氏は高名なピアニスト ヴィクター・ローゼンバウム氏は高名なアメリカ人ピアニストであり、CDも数多く出されている。 アメリカはもとより世界各地でソリスト、室内楽奏者として演奏活動を行い、ボストンの音楽院では50年以上にわたって教鞭をとり・・・なんてことは今まで全然、知らなかった。 要は氏は私のクラシックピアノの先生の、アメリカ時代の恩師であり、そういう…
蘭越パームホールにて、メゾ・ソプラノ、ヴィオラ、ピアノによるコンサートが開催されました。おなじみヴィオラの青木晃一さん&ピアノの石田敏明さんのデュオと、私にとっては「初めまして」のメゾ・ソプラノの松田久美さんが共演!しかもブラームスの「アルトとヴィオラのための2つの歌 op.91」が聴ける、とても楽しみな会です。私は今回もJRの「1日散歩きっぷ」を使って札幌から日帰りでうかがいました。好天に恵まれた日、列車は観光客らしき人達でいっぱい!また会場には早い時間から多くのお客さん達が集まり、札幌から来た方も数名いらっしゃいました。 蘭越パームホール メゾ・ソプラノ、ヴィオラ、ピアノで奏でるロマンの旋…
doshin-playguide.jp今回(2024/09)の Sound Space クラシックコンサート は、「チェロ&ピアノの奏」。札幌交響楽団チェロ奏者・小野木遼さんがゲスト出演され、メインプログラムはブラームスのチェロ・ソナタ第2番!これはぜひ聴きたい!と、私は前回の Sound Space クラシックコンサートにてチラシを受け取った時からとても楽しみにしていました。この日の札幌は数多くの演奏会が企画されていましたが、こちらの会場は9割ほどの席が埋まる盛況ぶりでした。 第23回 Sound Space クラシックコンサート チェロ&ピアノの奏2024年09月29日(日)16:00~ …
小湊鉄道、篠ノ井線、上越新幹線などで浮かんでくる列車旅のバックアップ曲の話です 鉄道旅行で列車が出発すると、ベートーヴェンの交響曲第6番「田園」が頭の中に流れてきます。 田園交響曲(以下「田園」)の演奏会があると行きたくなってきます。 先般、2024年10月13日、京成船橋駅近くの千葉県船橋市民文化ホールで行なわれた田園の演奏会に行きました。 船橋ピアチェーレ・オーケストラの第11回定期演奏会で、指揮は松川智哉氏でした。 田園の曲の前に、オッフェンバックの喜歌劇「天国と地獄」序曲、モーツァルトの歌劇「魔笛」序曲、ドヴォルザークの「謝肉祭」序曲がありました。 「天国と地獄」はお菓子のCMにも使わ…
先週、知り合いの紹介で、ピアノコンサートに行ってきました。 ピアノコンサートは、おそらく初めて。 金沢駅近くのポルテ金沢6階にある金沢市アートホールという300席ほどの会場でした。 ほぼ直観で行きたい!と即決だったので、 会場についてから、リーフレットをじっくり見たのでした。 ハイドンとか、シューベルト、メンデルスゾーン、ヘンデル、など。 名前は知っているけど、それらの方々の曲名は出てこない・・・ 立て続けに演奏されたら、そのうち眠くなってしまいそうな心配は、 最初だけで、段々楽しくなっていきました。 ピアノ奏者は、台湾出身のサンドラ・ライト・シェンさん。 曲を紹介するたびに、作曲家の生き方や…
3年くらい前に、こんなBlog記事を書いていました。 hiratea.hatenablog.com ブラームスの「セレナード第2番」は、私が学生の頃からとても好きだった曲。 オーケストラの編成がヴァイオリンがないという歪なのが特徴ですが、 実に爽やかで、聞いていてもいつも楽しい気分にさせてくれます。 未だに演奏体験を持っていない私ですが、 最近、この曲の八重奏版が出版されていることを知りました。 まずは楽譜の情報を以下に貼り付けておきます。 Brahms, Johannes % Serenade #2 in A, op. 16 (score & parts) (Morelli) - WW5/V…
久々の学生時代シリーズ投下。 2015年の演奏会のやつです。 出来はともかくとして、恩師に教えて頂いた最後の曲ですし、この曲を起点としていくつかブラームスの論文も執筆しましたしで、何かと思い入れの強い曲です。 なんか色々書いたんでちょっと長めです。 今更改めて言う必要もないですって? www.youtube.com
少し過ごしやすい気候になってきましたね。皆さん体調はいかがでしょうか? さて、本日は久々に音楽談義に戻りたいと思います。 この連休、久々にじっくりと聴きたいと手にしたCDはこれでした♫ ムターをソリストに迎えた、カラヤン&ベルリン・フィルの演奏。1981年の録音です。私の今の1番のお気に入りのブラームスはこの演奏ですね。この演奏については後ほど語らせていただきます。 そもそも、この曲に興味を持ったのは、カラヤンの演奏ではなかったんです。1992年まで、おそらくこの曲を聴いたことはなかったのではないかと思います。しかし、1992年にその時が訪れました。それはアバド&ベルリン・フィルの来日公演です…
若書きを薄っぺらいと言うけれど若いからこそ書ける曲がある 同じ作曲家の作品であっても、当然ながら、若いときの作品もあれば、年とってからの作品もあるわけです。たとえば、ブラームスのピアノ協奏曲は2曲しかありませんが、《第1番》は26歳のとき、《第2番》は何とそれから22年を経た48歳のときの作品です。2つの作品を比較して、若書きの《第1番》は「気負いばかりが前面に出て、内容の薄さを感じる」などと評する向きがあります。こういうのはブラームスに限った話ではなく、多くの作曲家について、若書きの作品は「薄っぺらい」などと論評されがちです。 しかし、そうした狭量?な捉え方はいかがなものでしょうか。いくら天…
Two Worlds of Music Date of first publication:_ 1946 Author:_ Berta Geissmar (1892-1949) ナチスと戦争~2人の指揮者と共に フルトヴェングラーとビーチャムを支え続けたマネージャー 初版:1946年 著者:ベルタ・ガイスマー NEW YORK Creative Age Press, Inc. COPYRIGHT 1946 BY BERTA GEISSMAR https://www.fadedpage.com/showbook.php?pid=20210405 本拙訳の原本はこちらからどうぞ CHAPTER F…
未明起床。曇。雨だったようだが、上がったらしい。 まだ暗いうち、ふとんの中で自分の脳内を覗き込んでいたのだが、昨晩の『君の膵臓をたべたい』がよっぽど印象深かったんだなと思う。まあ、ただのエンタメといえばそうなんだが――でも、ただのラブストーリーでもないし(いやでも、切ないラブストーリーだ)、ただの悲劇でもない。そうだな、主人公君、彼が、ほんと変人というか、「彼女」のような特殊な事情がないと、こんな男の子、ふつうはあまり接触したくはないよね。自分の世界に閉じ籠もっていて、他人に興味がない。でも、「彼女」はなぜか(それは作劇術上の御都合主義かも知れないが、わたしは納得していいと思う)彼のことが気に…
日記 12月6日 今日も2つの仕事の重なって大忙し。昼まで家で作業してから出社。中山美穂死去のニュースに驚く。ヒートショックらしい…。出力をしてから先方へお届けをする。牛丼太郎で遅い昼食後、家に戻って残業をする。明日、また詰め込み週末だ。 12月5日 洗濯機のパルセーターをネットで買った。少しして「在庫切れでした」と返事が…。他の店舗で最後の1個を見つけて購入。5000円、安くはない。いろいろ仕事が重なって忙しいが今週がんばれば終わる。板橋マラソン申し込む。夜ジムに行く。 12月4日 朝、韓国で非常戒厳は解除されたとニュース。よくわからん。仕事は大忙し。2つの仕事のピークが重なった。休憩取れな…
ほりほりオーケストラ定期演奏会のお知らせです。 チラシ、はがき、チケット等デザインさせていただきました。 今回はブラームスとチャイコフスキーです。 この二人に共通する「あるコト」が分かれば、イラストがなぜケーキ屋さんなのかも分かるかも!?です。 演奏会が楽しみです。
《一人芝居〈コントラバス〉のためのコントラバス四重奏曲》の作曲。ディッタースドルフの協奏曲もとりあえず編曲し、最後のエンディングの部分も書いて、とりあえず、一通り最後まで書いた。全20曲の演奏時間で約45分(ブラームス、ワーグナー、ディッタースドルフ、モーツァルト、シューベルト、野村誠の引用を含む)。12月10日の完成を目指しているので、残りの数日で推敲したり譜面のレイアウトを整えたりする予定。 宇土市民会館の講座に講師で来ている吉野さつきさん、市民会館館長の本田恵介さんから、講座のご案内はいただいていたが、作曲が終わらず、講座には間に合わず。懇親会に合流。 劇場・音楽堂等による 共生社会実現…
香港のビザの書類作成の件で、色々不明なことも多く、i-dArtに問い合わせ、いろいろ解決して、最終的に郵便局からEMSで発送。 一難去って、また一難。不注意、要注意。《一人芝居〈コントラバス〉のためのコントラバス四重奏曲》の作曲も大詰めで、全20曲45分の作品の20曲目《彼は部屋を出る》は、戯曲にシューベルトの《鱒》のレコードが鳴ると書いてあり、最後に《鱒》が鳴る前提で色々伏線も貼りながら、あとは書くだけと思っていた。 《鱒》と言えば、あの有名な第4楽章のメロディーに決まっている、と思って考えていたのに、ジュースキントの戯曲を見たら、 その瞬間に音楽が始まる。シューベルト、五重奏曲『鱒』、第一…
私が一番好きなクラシック音楽はベートーヴェンの交響曲第5番。 そこで、Chat GPTと以下のような会話をしてみた。 ベートーヴェンの交響曲第5番がお気に入りです。 素晴らしい選択ですね!ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」は力強さと感情の深さが特徴で、多くの人に愛されています。特に冒頭の「ダダダダーン」は、非常に印象的ですよね。 ベートーヴェンの交響曲第5番を、ベートーヴェン自身の人生、当時の時代背景、音楽史上の位置づけ、音楽それ自体の構成、音楽それ自体の魅力という視点にわけて、できるだけ詳しく教えてください。 1. ベートーヴェン自身の人生 耳の病と試練交響曲第5番は1804年から1808…
エコールノルマルの高等演奏課程に入った私。 いまは変わったそうなのですが、当時は第6課程後期、という位置付けで、その上はコンサーティスト課程というのだけがありました。 音大を出てくれば、初見とか音楽史とかの副科は免除されるけれど、私は全部やらないといけないのかと思っていたら、あっさりすべて免除されました! 「どこの大学を出たんだ」と聞かれ、「京都」と言ったのが、ひょっとして京芸と間違えられたのですかね? そのときはラッキーと思ったのですが、後々問題になって、ディプロマもらえなかったら、滞在許可証にも影響するし、とちょっとドキドキでした。 結局何の問題もありませんでしたが。 室内楽だけは必須とい…
コンサートのことだけじゃなく、生活のことも書かなければ、ですね。 最初の3年間、住んでいたのはパリ国際大学都市(通称シテユニ)。 パリに来る留学生や研究者などを受け入れるため、各国がそれぞれ自分の宿舎を持っている、団地みたいなところです。 どうやってアパートを探すかなんて右も左もわからない中、ここなら家賃も手頃で、練習もでき、さらに友達もできると聞き、迷わず申請することに。 最初は日本館に書類を送ったのですが、どうも日本館には音楽室が1室しかなく、その当時すでに何人も音楽学生が住んでいるので、他の館に行った方がいいでしょうと言われ、交換制度を利用して、私は結局スペイン館に落ち着くことに。 日本…
11月 私の隣人たちは私を縛る人たち 私を縛る人たち、お元気ですか? open.spotify.com 日割りの記録 音楽 本 その他 日割りの記録 11/1(金) 4日ぶりの出社は一体どんな阿鼻叫喚が待っているのかと身構えて行ったが、自分が想像していたのと同程度の阿鼻叫喚具合だったため、絶望するほどでは無かった。メールが329件溜まっていてびっくりした(共有メールなのでいつも通り)。あと171件来てくれればキリが良かったのに。ただ運悪く、インタビューや打ち合わせが重なっている日だったので自席に座れたのは夕方だった。なんてことだ! 今度の若手のごはん会に誘ってもらえて嬉しい。 11/2(土) …
「恋の仕方を学校で教えてもらえたら良かったのに」 そう思ったことがある人もいると思うんだ。 kaeはそうでした。 …というか、長く生きていると「どうやって結婚したっけ?」なんて 思うことがあったりするのです。 といいつつ、恋愛から結婚になったkaeなのですが、 それはそれは、二人でいると、不思議なことがたくさん起こったのです。 でもね、それはkaeのせいだったと、今だから分かる。 まるで導かれたとしか思えないような、厳しい出来事も、嬉しい出来事も たくさん経験しました。でもすべて こうやって、書いていくためだったかな、とも思うんだ。 今では感謝しかないんだ🧡 さて、なぜ人は恋をするのだろう・・…
2024年12月2日 エフゲニー・キーシン ピアノ・リサイタル サントリーホールベートーヴェン ピアノ・ソナタ第27番ショパン 夜想曲第14番、幻想曲ブラームス 4つのバラードプロコフィエフ ピアノ・ソナタ第2番 ほんの二日前にA・カントロフのピアノを聴き、世界トップ級の秀逸演奏に感嘆したところだったが、今度は世界トップ(「級」は要らない)の驚愕演奏を聴き、ぶっ飛んだ。カントロフ、チョ・ソンジン、D・トリフォノフ、I・レヴィットといった次世代ピアニストの台頭躍進を目の当たりにし、「世代交代の波が来ているな~」と薄々感じていたが、「ちょっと待て」とばかりに、他の追従を許さない重鎮がデンと立ちはだ…
音の日 1877(明治10)12月6日、トーマス・エジソンが蓄音機「フォノグラフ」を発明し、音を録音・再生することに成功しました。「音の日」は、音と音楽文化の重要性を広く認識してもらうとともに、オーディオ及び音楽文化・産業の一層の発展に寄与することを目的として、1994(平成6)年に日本オーディオ協会が制定しました。 「Wikipedia」より引用します。 機械式蓄音機発明 19世紀半ば、会話や演奏を何らかの機械的な手段により記録し再生する録音再生機器の開発が欧米各地で試みられるようになった。 1857年、フランス人エドゥアール=レオン・スコット・ド・マルタンヴィル (Édouard-Léon…
またもやキーシンは見(魅)せてくれました。 ⭕️飛翻する表現力、溢れ出すエネルギー!! ⭕️目立ち難い27番を輝かせた魔術師!! ⭕️彫りの深いショパン描写ーショパンの喜怒哀楽をかくも深く掘り下げ描いた夜想風景は見たことなし!! ⭕️魔術師キーシンの描く現世超えの幻想大壁画!! ⭕️軽妙な新ブラ像!! ⭕️弾じけ躍るプロコの魂!! 止まぬキーシンの躍動、三アンコールに至る。 (1)ショパン:マズルカ イ短調 Op. 67-4 (2)プロコフィエフ:歌劇『3つのオレンジへの恋』より行進曲 (3)ブラームス:ワルツ第15番 Op. 39-15 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※…
現代の社会において、自由なる知的生活を送るということは至難のわざである。その理想を追求すれば家庭を破壊したり、忌まわしい性的傾向におもむいたりすることになる。われわれは、まあまあ幸福な家庭生活と、まあまあ満足のゆく知的生活の両立を求めるのが無難であろう。そのためには配偶者が決定的である。単に美醜とか、健康度とか、持参金とか、セックス・アピールだけでなく、本来の自分の知的生活とどこまで調和できるかを考慮に入れなければならない。その危険をいっさいさけようとすれば、いまあげたような道を選ぶより仕方がなくなるのである。このように考えると、現代では配偶者の根本的人生観、つまり、本気で信じている宗教が圧倒…