私が思い当たるのは、内(自分と身内)-外(よそ様)の関係しかない日本では、ほとんど会話しかなかったということです。寄り合いでも、内に入ったメンバーとしての会話でしかないということです。 企業でも、社外取締役や監査のあり方は、日本人には難しいものだったのでしょう。 未だに日本では、第三者的チェック機関は、空回りしていて、体制側に取りこまれているのが大半です。政治も企業も、です。 身近なところでは、電車内での化粧や飲食です。同じ車両内に知り合いがいるとやめるでしょうから、その人には、知り合い以外の他人は目に入っていないのです。 欧米では、内の前に個人があり、親しくても、親しくなくとも、他人は他人、…