A. ケースによります。うまくいかないなら、今はこだわらなくてよいでしょう。どこか頭に入れておけばよいでしょう。ていねいに声を扱ってみましょう。 レッスンでは、いろいろなことばを使って説明しています。そのことばをそのまま捉えるより、自分のなかで感覚やイメージにおきかえていくようにしてください。
政府は国民の悲鳴を歓声と捉えて、国民の怒りを熱烈な応援と捉える。どこまで勘違いできるのだろうか。 The government sees the public's screams as cheers and the public's anger as enthusiastic support. How far can they be mistaken?
A. 何をもって新しい声というのか、難しいところがありますが、そのように捉えるのもトレーニングの励みになると思います。これまでの声と、どのように違うのか、その新しい声とはどのように使えるのかなどを考えていくといいと思います。声そのものが変わってくることもあれば、声を出す感覚が変わることもあります。この辺は楽器よりも複雑だと思います。
息を広幅で捉えると声が散らかります。直径5cm程度のチューブの中を通っていくつもりで息と言葉を出しましょう。それに気をつけるだけでずいぶんよくなりました。(♯∂)
母音で始まるフレーズは、パクッと噛みに行くようなつもりで捉えるとうまく行きます。また、長く伸ばす音は何度も母音をチャージし続けるイメージでエネルギーを送り続けましょう。(♯∂)
A. よくなるということをどのように捉えるかということです。それによってよくなったという人がいれば、それはよい結果が出たということだと思います。 1日という時間でも、新しい経験をすれば、何かを得られる事はあります。ただ、それがどの程度のものなのか、その先に結びついていくのかというのは、全く別の問題でしょう。あなたの目的と求める程度によるということです。
今、声楽の先生を中心に指導体制にしているのは、レッスンで身体が変わっていくようにするためです。 20年以上、トレーニングを続けている先生方に、5年くらいつくだけでも、身体は普通の人と違ってきます。声を捉える感覚が異なってくるのです。
歌うことをどう捉えるかによると思います。歌が生命であったり、言葉で出すことであったとしたら、それは、そういうことでしょう。古今和歌集の仮名序の中に、紀貫之の次のような言葉があります。やまとうたは、人の心を種として、よろずのことの葉とぞなれりける。
A. お風呂で歌うとうまく聞こえるということでは、よく質問がきます。リラックスの効果、共鳴がよすぎるので過信しないほうがいいと答えてきました。 水の中というのは、確かに聞こえないと思いますが、呼吸を泡として視覚化して捉えられるくらいで、声の共鳴が確認できないので、かなり難しいのではないでしょうか。
A. がんばっているとか伝えようとしているとか、精一杯張っているような声が、一時的に、説得力を持つのは、当然のことです。 ただ、歌やセリフをコミュニケーションのレベルで捉えるのであれば、魅力的な声とがんばっている声は必ずしも一致しません。