ST。音声、言語、聴覚などの機能の維持向上を図る。
音声、言語、聴覚などの機能に障害がある人(言語聴覚障害者)に対して、その機能の維持向上を図るため言語練習やその他の練習、それに必要な検査及び助言・指導・援助を行う。所定の教育課程を修めた後、国家試験に合格することが必要。
財団法人 医療研修推進財団 http://www.pmet.or.jp/ 理学療法士・作業療法士のサイト-療法士.com http://ryouhousi.com/
波のグラフ まずは、左側の解説を読んでみよう。 水面に水滴を落とすと円状に波が広がる。 それを水面で切り取ってみたとき、つまり イメージするために水槽で横から水面を見るとしよう。 ~のように上下に波打つのがわかる。 難しいのはここから。 まずは、変位と位置のグラフ。(y-xグラフ) 縦軸は波の振れ幅、横軸は距離。横軸がm(メートル)になる。 これはカメラで時間を止めて、その瞬間の波の形をグラフにしたもの。 次は、変位と時間のグラフ。(y-tグラフ) 縦軸は波の振れ幅、横軸は時間。横軸がms(ミリ秒)やs(秒)になる。 これはある点に浮きを置いて位置を固定して、 その浮きの浮き沈みをグラフに表し…
患者さんからよくある質問。 どうやってSTを知ったんですか? 珍しいですよね~ 私が知ったきっかけは、 高校生のときに参加した オープンキャンパスです。 本当は臨床検査技師*1に 興味があったのですが、 ふらっと立ち寄った 言語聴覚のブースが意外におもしろく、 資格保有者も少なく需要があるとのことで、 この仕事を選びました🤭笑 今でも認知度は低く、 医療ドラマをみていても、 医師・看護師・薬剤師などが多く、 STはほとんど見ないですね~😅 現在のNHK朝ドラ「おむすび」でも、 管理栄養士さんのお話となっていますが、 STが出てくる気配はありません😓 ちなみに、 養成校は全国に50か所以上あり、…
補助単位の計算練習 音響学を勉強すると公式が沢山出てくる。 公式は暗記しないといけないので解説はしないけど、 単位換算は必ず出来なければいけない。 例えば、周波数の計算は周期の逆数で求められるが、 周波数はHz(ヘルツ)、周期はs(秒)など数値には単位がついている。 理系科目ではこの単位がなければ意味をなさないものが多いのだ。 周波数を計算したくても周期がms(ミリ秒)で与えられていたら、 s(秒)に変換してから公式に代入しないと値がおかしくなる。 左側の解説に書いているλ、T、Pはそれぞれ、 波長、周期、音圧を表す文字のこと。 「変数だから全部xで良いじゃん!」 と思う人もいるかもしれない。…
対数の計算 過去問 これは実際に生徒から送ってもらった音響学の過去問の一部。 このレベルの問題が出ても焦らずに確実に解けるようにしたい。 は、 音の強さのレベル(dB IL)を計算する公式だ。 音の強さから音の強さのレベルを求めるときに使う。 これがわからないとデシベル計算で躓きやすくなる。 前回のlog 2とlog 3から他の対数の値を計算した問題を思い出そう。 これは暗記ではなく計算問題なので選択肢1つずつ計算していこう。 前提知識として、 log1=0 log10=1 が必要になる。 1. 2. 3. 4. 5. よって、誤っているのは⑤である。 ファイト! cafetalk.com
対数の練習問題 遂に出た対数の問題。 音響学のテキストやプリントには必ず書いてあるこの計算。 突然出てくると面食らうと思う。 問題文ではlog 2とlog 3のみ値が与えられている。 与えられていないが、log 1とlog 10も計算に必要だ。 log 1、log2、log 3、log10を使って、 問題の式を変換していこう。 ①: ②: ③: ④: ⑤: ⑥: ⑦: ⑧: log 7は音響学で聞かれる問題を見たことがない。 log 7以外は答えられるようにしよう。 ⑤は少しテクニックが必要だ。 落ち着いてゆっくり考えてみよう。 わからなかったら今までのブログで復習を頑張ろう。 cafetal…
音響学の対数表示 対数の定義で少し触れたが、音響学では常用対数を使う。 この言い方だと難しく感じるかもしれないけど実は簡単なことだ。 logの後ろの小さい10を省略するだけ。 つまり、 logaMのa=10であり省略されるということ。 log 5=log105のことで、log 10=log1010のことだ。 ここでアドバイス。 log 2やlog 3の値は与えられることが多いが、 log 1やlog 10の値は与えられないことが多い。 「これは知ってるよね?」くらいな扱いで書かれていない。 でも、簡単に求めることができる。 ヒントは以前解説した、 pは「aを何乗したらMになるか」を表す、という…
対数の性質 今回はみんな大嫌いな対数の公式の説明をしよう。 数学的な証明は余計に混乱するし音響学には必要ないので割愛する。 左上の四角枠は前回の対数の定義で変換できる。 左下の四角枠が少し難しいかもしれない。 1.「対数の掛け算は足し算にする」 これだけ言われても何がなんだかわからないだろう。 MNのどこが掛け算なのか? まずはここから話そう。 というのはのこと。 中学校の頃の復習をすると、はのことだった。 数字と文字、文字と文字の掛け算の場合は×(掛ける)の記号が省略できる。 つまり、はのこと。 この場合はというようにバラバラに足し算になるのだ。 2.「対数の割り算は引き算にする」 N分のM…
対数の定義 指数法則がわかったら対数の定義の解説に入ろう。 音響学を学ぶ人はlogの計算で躓くことが多い。 対数公式は覚えるだけだと応用問題に手が出せなくなってしまう。 まずは、落ち着いて基礎から勉強していこう。 数学的に細かい説明はしないけど、 上の図の四角枠の部分がルールだ。 指数を用いて上式のように表せるとき、 対数を用いて下式のようになる。 下式では、pは「aを何乗したらMになるか」を表す。 a、M、p、文字が色々出てくるけどまだ焦らないこと。 登場人物のイニシャルみたいなものと考えておけばいい。 どれも変数でxやyみたいなものという認識でOK。 後述するが、音響学ではa=10として計…
対数のグラフ 音響学テキストの表をグラフにしてみたのが右上の図。 横軸を音圧レベル(dB)、縦軸を音圧(μPa)にしている。 音圧レベルが80dBから100dBになると音圧は10倍になり、 音圧レベルが100dBから120dBになると音圧は100倍になる。 音圧レベル80dBを音圧の基準にすると、 60dBのときの音圧は、 40dBのときの音圧は、 20dBのときの音圧はになり、 途中まで値が小さすぎて増加量が見えない。 つまり、グラフが急激に増加するのでグラフが非常に見辛い。 でも、縦軸を対数目盛(ログスケール)にすると右下のきれいな直線になる。 ここで使われるのが指数と対数の概念である。 …
単位と補助単位 音響学で躓く一歩目、単位換算。 音響学を勉強すると、μPaやmPaやPaといった単位に惑わされる。 でも、この表があれば大丈夫! この表は右に行くほど値が大きく、左に行くほど値が小さい。 右に1マス移動すると10倍大きくなる。 左に1マス移動すると1/10に小さくなる。 オレンジのマスは基準値であり、 右に3マス進むと1000倍、左に3マス進むと1/1000になる。 表の103というのは1000倍を表している。 桁をたくさん移動する場合には、1000000よりも106の方がミスしにくい。 例えば、1kmならk(キロ)は103倍なので、×103を後ろに書けば良い。 1kmは1×1…