今日の夜から明日にかけて 僕らの街で台風が暴れるらしい だからしっかり雨戸を閉めて 雨と風から身を守ろう 速く流れ行く雲の隙間から 一筋の陽射しが貫通したら その瞬間から新たなスタートが切れるよう 閉め切った雨戸の中で力を蓄えるんだ 慌てても時は早くは過ぎてくれない 一分一秒、相変わらず無表情で消えていく それならその時間を無理をしてでも 笑顔で彩っていこう 自然のご機嫌は一度として損ねたくないけど こればかりは避けられないなら 歴史上必要な時期だったと後に誇れるような 今を生きていこう 台風が過ぎるまで