今日は休みだった。朝、いつものようにイオンに行きジョン・アーヴィング『オウエンのために祈りを』を読み始める。ジョン・アーヴィングのこの作品はどこか懐かしさを感じる。今読んでいる箇所は子どもの頃の主人公たちの思い出が綴られているのだけれど、その内容や筆致に導かれてこちら自身も子どもに戻ったような気持ちにさせてくれる。油絵のように丹念に塗り込められたかのような、そんな丁寧な筆遣いで読ませる。さすがはアメリカを代表するストーリーテラーの小説だと舌を巻いた。今後も大事に読めればと思う。自分の一生に「刺さる」作品のようだ。昨日に引き続きビーチ・ボーイズ『ペット・サウンズ』を楽しむ。やはり、自分はビートル…