門主に祀り上げられていた少女が主体的意志による選択の責任を背負い覚醒する話。 竜華キサキは前首長の失職の結果、行政府の長に祀り上げられることとなった女の子。 それでも能力と適性があったため高い統治力を発揮し、難しい局面を乗り越えてきた。 皆の為に自己を犠牲にし人身御供となったキサキは、その運命を悲観的に諦観していた。 しかし七囚人の一人・申谷カイの陰謀事件を経て、キサキは精神的に成長していく。 キサキはその門主という役割上、責任を押し付けられても諾々と甘受するのみであった。 だがブルアカお家芸、選択と責任の論理を聞かされ「自らの意志」で責任を背負うのだ。 押し付けられた責任を引き受けるのと主体…