台北から鉄道で台南に着いた日、宿に荷物を置いた後の街歩き。 大通りからちょいと入った脇道から奥へと続く路地に猫がいる気がして進んでいき、すぐに目に入ったのがこの青色と、その前に置かれたままの三輪のバイクの姿。どちらもの古びた感じがあまりにも好みで静かに興奮。そして予想通り、ここには何匹もの猫がいました。バイクの前輪のそばに写っているカップは多分、餌入れ。 Contax T2, Kodak Gold200
International Photo AwardからHonarable Mentionを頂きました。 これは3等に次ぐ佳作の位置付けとのこと。選外に放り出されなくてよかった気持ちとあわよくばもうちょっと行けたんじゃないかという気持ちがほんのり残っているものの賞を頂けたことは純粋に嬉しかった。 僕は国内のフォトコンに出したことがなく国外のコンテストに数回出した経験しかない。自分の写真の評価は常に自己評価だったけれど、こうして賞をもらえると自分の立ち位置が少しわかった気がしてとても嬉しい。 佳作かぁ、という思いは残るけど。 www.photoawards.com
デリーを早朝に出る国内線でラダックへ。3600m程の高地、空気が薄いというのはどんな感じなのだろうかとどきどきしながら飛行機を降りたけれど、何か違うのか正直よくわからない。途端に息苦しくなったりするものではないのだなとほっとする。とはいえ調子に乗って急いで歩いたりはしゃいだりしないように気をつけつつ移動開始、空港に待機しているタクシーでレーの街へ。 車が走り出したらそう長い時間はかからず街に到着。宿の前に下ろしてもらい、荷物を置いて早速街歩き開始。本やガイドブック、実際にここを訪れた方々の写真などを見て憧れていたレーの街、こんなに近くに王宮が見えるんだと感激しながら、日本とは違う乾いた空気の中…
インド、仏教徒にもヒンドゥ教徒にも聖地だというツォペマ(レワルサール)にて。 インドで歩いていると、こんなところに、と思うような場所に神様がいたり祈りの跡があったりするけれど、この写真も、町の散策中に思いもかけず美しいものがそこにあって、はっとして写した一枚。 Nikon FE, Kodak Ultramax400
一つ前の記事でフィルムの事を書いたので、もう一つ僕のフィルム愛に関して語ろうと思う。フィルムは、白黒は富士フィルムのネオパン400P RESTO、カラーはコダックのコダクロームを使っていた。どちらも、もう10年以上も前に製造を停止した。製造停止する直前に、両方とも大量に買いだめして冷蔵庫に保管していたら妻に怒られた。 写真はやはりザンジバルのストーンタウンでの撮影。2004年だ。ASA400故の粗めの粒子は、2Bの鉛筆でザラッとスケッチをしたような絵が撮れる。こんな絵は、デジタルでは絶対に出せない。 影と陰は違う。 光に遮られてできる黒い部分が”影”で、光のあたっていないところ、すなわち何かか…
屋根付きの屋台街のような感じでいろんなお店が並んでいるのだけれど、中途半端な時間帯に行ったからか閉めている店も多く、人もまばら。台湾の朝ごはんを取材している本に載っていたガジュマルの木の木漏れ日を目当てにこの場所へ行ったのだけど、時折ぱらっと雨もきていたのでくるりと一回りしただけで離れました。 屋台街とか大好きでわくわくするのだけど、私は肉を食べないので選択肢が少ない。素食(菜食)の店が見当たらなかったら、結局何も食べずに別のところを探すことが多いのです。 Contax T2, Fuji100
なつやすみの思い出をHASSELBLAD 907Xで撮った記事の続き。 今年の夏休みは久しぶりにデジタルを持ち出してあちこちぶらぶらしていたけど、もちろんフィルムカメラも連れ出していた。ようやく現像が終わったのでカラーネガフィルムに記録された今年の夏休みをずらっと並べてみる。 このままだと近い将来本当になくなってしまうかもしれないカラーネガフィルムにはデジタルのような便利さはないけれど、デジタルが逆立ちしても真似できないような豊かな色を持っている。空の色や海の色、田んぼの緑、路地裏の淀みの色が溢れ出るように濃いのだ。画面全体に湿り気があって、そのシーンの香りや光の形まで閉じ込めているように思え…
前回記事で予告した通り、来なかった近未来カメラ、 ミノルタ α-7 xi でフィルム撮影をしてみた。疑似ソフト効果という、デジタル時代を先取りしたようなミノルタ独自のカード拡張システムも体験してみた。 foto-anthem.hatenablog.com 今回使用したレンズはミノルタの汎用便利ズーム AF 24-85mm F3.5-4.5 のみ。 ユニークな拡張カード「ファンタジーカード2」 α-7 xi に挿入して使用した「ファンタジーカード2」には2種類のモードがある。 下記2つのモード切り替えはカメラ上面の液晶パネルを見ながら、ファンクションボタンで操作設定する。 ①ファンタジーモード …
Taipei101からの眺め。 台湾旅行を決めるまで知らなかった、有名な高い建物、Taipei101。その89階が屋内展望所になっています。私以外はほとんどがグループや家族連れ、その中に紛れて一人並び、くるりと展望を楽しんできました。ここに見える大きな建物、高い建物の間に路地があり、昔ながらの雰囲気もまだ残っているのが不思議な気がする眺め。そして今写真を見直しながら、この大きな街の中を1日に何キロもわしわし歩き回っていた旅が、もうすでに懐かしい。
インド、ラダックにて。メインストリートへ向かう朝、きっと路上出店のためだろうなと思う荷物を運ぶ女性。 朝は静かなメインストリートも、夕方ともなるとたくさんの観光客や地元の人がそぞろ歩き、道の両端にはチベット系の女性たちがずらりと並び、自家栽培の野菜などを売っているのです。 Nikon FE, Fomapan 100
買っちった。 BONZART ZIEGELです。ZIGちゃんとでも呼びましょうか。 ・経緯など 雑に言うと一目惚れですね。 以前より写真を撮るのは好きだったのですが、同時にSNSにアップするという用途の都合上、スマートフォンで事足りる、というか利便性からもそれがベストでした。そこから現在も推し漫画作品のひとつである「ぎんしお少々」との出会い等、トイカメラやフィルムという記録媒体の「手段の代替にとどまらない固有の魅力」について知るきっかけこそあったものの、憧れだけ抱いたままでしばらくは手を出せずにいた、というのが最近までの状況です。 そんな中本当に突然、特に用もなく寄り道で訪れたヨドバシのトイカ…
コンピュータ上で未来の気象の予報値をはじきだすことを「数値予報」といいます。今回からようやくその数値予報の流れを追っていきます。 アナログとデジタル 格子点 客観解析 【まとめ】学習の要点 参考図書・参考URL アナログとデジタル 私たちの世界にはアナログの世界とデジタルの世界が共存しています。 アナログというのは連続的なデータを取り扱うことで,デジタルというのはとびとびの不連続なデータを取り扱うことを指します。 どういうことでしょうか? 例えばデジタルならばデジタルカメラを想像すると分かりやすいかと思います。 下はデジカメで撮影した写真です。一見すると何の変哲もない建物を撮っただけの写真です…
セリーグもパリーグも関西の球団がリーグ優勝。こんなこともあるんだな。 ランキング参加中写真・カメラ ランキング参加中単焦点が好きだ! ランキング参加中OLD LENS ランキング参加中フィルムカメラ ランキング参加中フィルム写真
こんばんは なゆたです(*'ω'*) 最近かぜが悪化して気管支炎になっちゃってコロナが流行っていたのもあって発作が収まるまでお休みを頂いて先週からやっと仕事に出れるようになりました( ;∀;) 結局1週間以上ダウンしてる感じになってしまいました。いまだに咳き込むのはあるのですが少しづつ改善傾向ですが完治までは時間はかかりそうです。 元々平日はYouTubeばかり見ている自分ですが、ぶっ倒れていた時は本当にYouTubeしか楽しみがない状態でした( ;∀;) コアというか完全に趣味とかの話にはなってしまいますが私Vtuberさんとか見るのが好きで最近は特にホロライブさんにハマっています。 特につ…
朝は涼しくなったので天気がいいと散歩にでかけたくなります。本日は京都 平安神宮です。 開門はAM6:00。私が到着したときはすでに開いていました。 中にはいると…ほとんど誰もいない。 お参りを済ませ帰るころには、犬の散歩をする方多数。ただしこの犬だけはいつまでたってもここを動かず。飼い主の方も苦笑いしていました。 散歩の最後は大きな鳥居をくぐって終了。 ランキング参加中写真・カメラ ランキング参加中単焦点が好きだ! ランキング参加中フィルムカメラ ランキング参加中OLD LENS ランキング参加中フィルム写真
ザンビア(Zambia)、ブルキナ・ファソ(Burkina Faso)、エスワティニ(Eswatini)、ミャンマー(Myanmar)。僕はこれまで沢山の国で仕事をしてきたが、この4カ国はその中で国の名前を変えたことがある国である。アフリカが3カ国、アジアが1カ国になる(ミャンマー)。ただし、国の名前は変わらないが、地名(州・県、市)が変わった国はアジアもアフリカでも沢山ある。そしてその経緯は、国の名前でも地名でも同じである。 ザンビアは1964年、北ローデシア(North Rhodesia)からザンビアに変更した。ちなみに南ローデシアは現在のジンバブエ。ローデシアは、かつての南アフリカ植民地…
カメラのキタムラの【証明写真】【ダビング】【フォトスタ】 【フィルム現像】説明 特長 使い方 効果 口コミ ⓵カメラのキタムラは、日本国内で多くの店舗を展開し、 写真関連のサービスを提供する大手チェーンの一つです。 この記事では、カメラのキタムラの主要なサービスである 「証明写真」「ダビング」「フォトスタ」「フィルム現像」に ついて詳しく説明し、それぞれの 特長、使い方、効果、お客様からの口コミを紹介します。 1.証明写真 ②特長:カメラのキタムラでは、証明写真を高品質に撮影するための 専用スタジオを提供しています。以下はその特長です。 ・専門のカメラマンが撮影:プロのカメラマンが撮影を担当し…
久しぶりに京都 清水寺。 AM6:00開門にちょっとおくれましたが、ガラガラのスキスキ。すこしひんやりした空気で気持ちのいい散歩を堪能。 やはり清水寺参拝は早朝に限ります! ランキング参加中写真・カメラ ランキング参加中単焦点が好きだ! ランキング参加中OLD LENS ランキング参加中フィルムカメラ ランキング参加中フィルム写真
「双子」としての当事者から、自身と同じ双子を撮ってきた作者が、この新型コロナ禍の間に制作していたのは、身近な場所とモノを使ったデジタル写真作品であった。 一見、色しかない抽象表現となり、これまでの作品から遠く離れたようで戸惑いを覚えるが、一歩ずつ読んでいくうちに従来作との関連を掴むことができた。 【会期】2023.9/6-10/1
ねこぴくです! みなさんはフィルムカメラで写真って撮りますか?まぁ普通はデジカメですよね。 私はフィルムとデジタルの二刀流で写真を撮ってます。 フィルムはF80、デジタルはZ6とニコンで揃えました。このコンビ、割とスキがないんですよね。 Z6にFマウントレンズを使えば、同じくFマウントのF80とレンズを共有できます。 しかもF80はかなり小型で、レビューはこちらからどうぞ nekopictures.net まぁF80はちょっとデカい(?)レンズキャップとして活躍してくれてます笑 フィルムで写真を撮っていると必ず必要なのが、”フィルムの購入"です。 念のため説明しておくと、フィルムカメラってのは…
今回のザンジバルの出張には、仕事用のデジタルカメラに加えてフィルムのカメラも一台もっていった。実は僕がプライベートで本格的にデジラルカメラを使うようになったのは、2018年からであり、それまではフィルムカメラがメインだった。もちろん仕事ではデジタルカメラを使っている。現像しなくても、画像データとして報告書に簡単に貼り付けることが出来る。1980年代から90年代の半ばぐらいまでは、僕たちの報告書には現像してプリントしたフィルム写真を糊で貼っていた。話はそれたが、プライベートとはいえ、2018年までフィルムがメインだったという人は、極めて希有であることは自分でも認識している。 ザンジバルにフィルム…
8月16日以来、約2週間ぶりに大学へ。福井出張時から足裏のこりがひどく、北浜で北千里行きに乗り換える際、まっすぐ大学へ向かう気力が失せてしまったので、天六で途中下車してマッサージへ。陳腐な表現だが、がんばった自分へのご褒美だな。科研費の申請調書の最終チェック。3年間6名分の研究経費合計495万円を、「千円」の単位を無視して、実額をそのまま入力したために、49億5000万円となってしまっており、エラー表示が消えなかった。研究支援課のスタッフから指摘されて、ようやく気付いた。こりゃ、さすがに恥ずかしい。9/13-15の国際会議@明治大のプログラム(暫定版)が発表される。僕は13日(第1日)の16:…
以前に比べてフィルムは本当に高くなりましたがみなさんどうお過ごしでしょうか。 生産していただけてるうちはフィルム写真活動は続けていこうと思っています。 さて、本日は久しぶりにフィルターのレビューをしていきたいと思います。 ドリーミーな世界観を演出できるレンズフィルターのご紹介 レンズフィルター:[NEEWER]Black Diffusion NEEWE Black Diffusion - 詳細 - 効果が強く出ている作例 - Olympus PEN-FT やや効果の弱い作例 - Olympus PEN-FT 特徴まとめ