Franklin J. Schaffner 映画監督
父親が宣教師だった為に日本で生まれるも、6歳のときにその父を亡くして母と共にアメリカに帰国。大学卒業後、海軍に入隊し、戦後CBS入社し、数々のテレビドラマを監督。1963年の『七月の女』で映画監督デビュー。 ・アメリカ映画監督組合(DGA)の会長を1987年から1989年まで務めた。 ・生涯に13本の長編映画を監督し、その内6本の音楽担当はジェリー・ゴールドスミス。
「パピヨン」のリバイバル上映を見てきました。粗筋は、仏領ギアナの刑務所に労働力として移送された囚人たち。その中にスティーブ・マックイーン演じるパピヨンと、ダスティン・ホフマン演じるルイがいます。過酷な環境での労働により囚人たちが次々と死んでいく中、パピヨンは脱走を試みては失敗します。この映画では、自由を得るために、執念深く脱走を繰り返すパピヨンのしぶとい生き様が描かれています。S・マックイーンは、強くてカッコいい男の役柄が多いですが、この映画では少し違っています。いつ洗ったか分からない布きれ一枚の囚人服を身にまとい、無精ひげにまみれた顔は明らかに弱っていますが、目だけは充血してギラギラしていま…
★この記事を読むと、アメリカ軍の「ジョージ・パットン将軍」を描いた1970年の映画『パットン大戦車軍団』が観たくなります。 ★詳細はこちら→『パットン大戦車軍団 - Wikipedia』 ★詳細はこちら→『フランクリン・J・シャフナー - Wikipedia』 ★詳細はこちら→『ジョージ・パットン - Wikipedia』 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b[a]=b[a]||function(){arguments.currentScript=c.currentScript||c.scripts[c.scripts.le…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「パットン大戦車軍団」(1970)です。 そうです、あの米国陸軍で一番勇猛果敢なパットン将軍の映画です。冒頭、巨大な星条旗の前で演説をぶつパットン、極論すればそれだけの作品です。この冒頭のシーンは素晴らしいと思います。たった4分程度のシーンでパットン将軍を見事に表現しているのですから。因みに脚本はフランシス・フォード・コッポラ、この映画でアカデミー脚本賞を受賞しています。うーん、美しいです。監督はフランクリン・J・シャフナー。 加えて、ジョージ・C・スコットの演技がもうなんて言ったらいいのか、素晴らしいを通り越して…
原題も「Nicholas and Alexandra」 (ロシア皇帝ニコライ2世と、皇后アレクサンドラ) ロマノフ王朝の滅亡を描いた歴史大作 どこまでが史実で、どこからが脚色かはわかりませんが 3時間超もあるわりには見やすく、わかりやすい フランクリン・J・シャフナーの手腕が光ります 1904年、ニコライ2世は(妊娠が難しい年齢に達していたのだろう) 念願の息子(王位継承者)アレクセイを授かり寵愛します しかもアレクセイが難病である血友病と診断され 過保護はますます度を増すのです そんなとき皇后アレクサンドラは、自称“医者”で“聖人”を名乗る シベリア農民のラスプーチンと親しくなります 外国(…