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ベンゾジアゼピン

(サイエンス)
べんぞじあぜぴん

benzodiazepin。ベンゾジアゼピン誘導体。ベンゾジアゼピン類。右図のような特徴的な7員環を持つ基本骨格を有する。左側の6員環が、Sを含む5員環に置き換わった構造を持つものを「チエノジアゼピン誘導体(チエノジアゼピン類)」として化学的には区別するが、基本的な薬理作用はベンゾジアゼピン誘導体と同じである。

ベンゾジアゼピン誘導体は、GABAA受容体と結合しその機能を亢進することによって、主として

  1. 抗不安作用
  2. 催眠作用
  3. 抗痙攣作用
  4. 筋弛緩作用

の4つの薬理作用を発現する。各誘導体ごとに、1〜4の作用に特徴がある。1の作用が強いものを「抗不安薬(精神安定剤)」、2の作用が強いものを「催眠薬(睡眠薬)」、3の作用が強いものを「抗痙攣薬・抗てんかん薬」、4の作用が強いものを「中枢性骨格筋弛緩薬」として用いる。

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