7-6.マスターを決める モノづくりに限らず、品質を管理する手法として、「基準」をを決めて管理し、つねにその基準と照らして管理項目が決められた範囲内におさまっているかをチェックしていく方法があります。 たとえば「メートル原器」とか「温度標準」、「日本標準時」など、単位や時刻の定義をしているものと考えればわかりやすいかと思います。 そのようなオリジナルや基準になるものを「マスター」と呼びます。 事務系の仕事ではおもになにか処理を行う場合の対象者や対象物を基準日時を設けて、正しい状態にして、その内容や件数、値などをマスターデータとして保管し、そのマスターデータを複製してさまざまな資料に加工したり、…