マルタ留学

3/30 もっと英語力をあげたい。可能ならC2レベルまであげたい。ケンブリッジCPEの問題もある程度スラスラと解けるくらいには。でも日本語のコンテンツも摂取したい。人文系の本も読みたいしポップカルチャーの話題にもついていきたい。かなり贅沢な悩みだ。 英語と日本語は言語としての距離がありすぎるので、両方を満遍なく養うということが難しく、どうしてもトレードオフの関係になってしまう。今こうして日本語で文章を書いているだけで、英語のアウトプットの能力が下がっていると言ってもいい。 ただ、最近はその間で揺れることそのものが意外と大事なのではないかという気がしている。日本語を摂取したら、焦る。英語をやらな…

3/2 あ、ちなみに前回の記事はChat GPTに書かせました。 バズりそうな文体で書いてって指示したら、誇張しすぎたアフィリエイトブロガーみたいな大袈裟な語り口でよくわからないことを書いていて笑ってしまった。極限まで盛っているけどギリ嘘じゃないみたいな内容を読んで、結局書き方次第なんだなあなんて思ったりもした。いやまあ忙しいのは事実だし課題も大変っちゃ大変なんだけど。別にそこまで無理ゲーではないかなくらいのものをChatGPTはこれでもかと大袈裟に書いてくれた。 ただ1、2年前よりも確実に読みやすくて精度が上がっているのを実感してやっぱすごいなあと小学生並みの感想を抱いたわけなんだけど。 そ…

** 2/12 MBAが始まった。ようやくここから俺の留学が始まるんやぁという気持ちで朝から若干気合が入る。校舎やクラスメイトは特に変わらないけど、教室と先生が変わり全体的に少しピリッとした空気が漂っている。スーツ姿の先生が教室の後ろからツカツカと歩いてきて、無言でスライドを投影し始めて自然と静かになるあの感じが否応なしに学部時代を思い出させてくる。肝心の授業はというと、講義形式の授業で正直少し退屈だったけどまあ初回はこんなもんかという感じだった。先週まで受けていた英語のコースはアウトプット中心の授業だったので、そのギャップに少し眠くなった。 初回の講義はファイナンスで、財務諸表の概要の話を聴…

2/7 アカデミックイングリッシュのコースが今日で終わってしまった。 予定では4ヶ月間語学学校の予定だったんだけど、MBAの入学タイミングの兼ね合いと年末年始休みがあった関係で授業を受けてた期間は実質3ヶ月くらいだった。マジであっという間で、人生最速の3ヶ月といっても過言ではない気がする。そんな語学学校を振り返ってみるとなんだかんだいい思い出が多く、総合的な満足度は高い。 学校 まず先生が最高だった。Dr.くれはみたいな見た目の人で、アカデミックイングリッシュらしいそれなりの難易度の英語を適度な負荷で学ぶことができた。テキストに沿って進めつつ、それでいて少し脱線した議論や雑談を許容する自由さが…

1/20 マルタで麻布競馬場を読んで陰鬱とした気持ちになった。何者にもなれないのはわかってるのに、なんでマルタなんかにきちゃったんだろう。いやもちろんやりたかったから来たわけなんだけど、果たして毒にも薬にもならない修士号をとりたいがためにわざわざ仕事を辞めてまでこの物価だけがやたら高い国に来る必要があったのかどうかは少し疑問に感じる。 やってることといえば自傷行為みたいな英語の勉強くらいで、どれだけやってもネイティブにはなれないのにいつ使うのかもわからない難しい単語を無闇矢鱈に詰め込むだけの日々。それでいてIELTSレベルの単語がたまに抜け落ちていることに気づいてその度に虚無になる。あと1ヶ月…

1/17 プレゼンの準備がかなりめんどくさい。 人前で話すのは苦手なので、本当は良くないとわかりつつも英語のプレゼンは極力スクリプト書いて暗記するくらいの勢いでやっている。ただ、いかんせん火曜にテーマを決めて金曜に発表なので実質3日くらいしか準備期間がなく、当然その間にスライドを作成して10分間の原稿を覚えるのはなかなか厳しい。 まあ、プレゼントいっても単なる授業の一環でやるものだから形式は結構自由にやることができる。シンプルにスライドを作っても良いしホワイトボードに書きながら講義のように発表する人もいて、けっこう国民性が出てておもしろい。 話し方も人それぞれで、台本的な紙をチラ見しながら話す…

1/5 外国人と話す時に、こんな質問してもつまらないよな、相手が食いついてくるような質問しないとみたいな変な自意識が邪魔して結局話が弾まなかったりした経験があったけど、本来そんなことを気にする必要ないんだよな。 間柄にもよるけど、センシティブな内容（人種、宗教、セクシャリティとか）にさえ一定気を遣えば本来なにを話してもいい。話題を変えてもいいし相手の話をベースに自分の話をしたっていい。それが一般的な会話の進め方だって気づくのに28年もかかってしまった。 昔から相手の話を踏み台にして自分の話を展開している人をみると、そこに相手の自己顕示欲や、他者を下げて相対的に自分の価値を上げようとする意図が垣…