お題「我が家の本棚」 異色のお話と言っていいと思う鶴谷香央理さんの「メタモルフォーゼの縁側」最終巻の5巻が発売されました。 終わってほしくないという気持ちもありましたが、読んでみたら、ここで終わるのがとてもしっくりときました。 高齢の方と若い人が同じものに興味を持って、まったく同等の立場で交流して楽しむことができるということを、ごく自然に納得させてくれるお話です。 何もかもを否定してしまうのではなく、受け入れることで、人はどんな年齢でも、性別でも、国籍でも楽しむことができます。 それを大上段に構えず、おずおずと差し出してくれることで、素直に受け入れることができました。 高校生の女の子は、自分と…