学名:Trachemys scripta elegans アカミミガメの亜種。アメリカ合衆国およびメキシコのミシシッピ川、リオグランデ川水系に自然分布している。
幼体はミドリガメと呼ばれて販売される。売られているときはかわいいが、成長すると甲長は最大30〜35cm程度に達する。
遺棄された個体の発見例が多く、生態系への影響が指摘されているが、規制が難しいなどとして特定外来生物には指定されず、要注意外来生物とされている。
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ミドリガメ解体にあたり、やっぱり道具が必要って改めて思うんよね。 ノコギリと出刃庖丁とペンチは、必須なんよね。 甲羅を上下に切る意味で、ノコギリがないとまず始まらんのよ。 甲羅を切ってから、甲羅と皮膚のつなぎ目を切る感じになる。 それで、その皮膚がかなり固くて弾力があって手強いんよね。 もともとあったのは、ノコギリと廃品回収でもろうた包丁だけ。 さすがに切れ味がイマイチじゃけえ、ダイソーで出刃庖丁を買うたんよ。 さらに網干の古民家にあったペンチや包丁なんかを駆使して、だいぶ楽になってはきた。 このあたり、クサガメやミドリガメなんかを食べるとなると、その甲羅がかなり厳重じゃけえどうしても甲羅カッ…
ミドリガメを食べると、当然ながら甲羅が残る。 その活用方法を、考えとるんよね。 漢方では亀板いうのがあって、この場合クサガメの腹側の甲羅が原料になるんよね。 漢方が大系化されたのは昔の話で、その頃はミドリガメが中国にはおらんかったけえ、当然ミドリガメを使うたもんはない。 しかし、クサガメと比べて遜色ないもんなんであれば、ミドリガメの甲羅で作ってみるのは全然アリな話なんよ。 実際にはその甲羅を煮詰めて作るらしいんじゃけど、果たしてどんな感じでやるかなんよね。 出がらしは、土壌改良に使えるじゃろうね。 背中側と比べて、腹側の方が柔らかい感じがするはする。 まあやはり、クサガメでやる場合も腹側の方が…
ミドリガメの解体にあたり、肉をかなり削げ落とすことができるのは前足部分の肩から二の腕にかけてなんよ。 後ろ足の骨盤の所は、ほぼ不可能に近い。 とすると、前足の肩から二の腕までと太ももが分離可能な肉になる。 それが純然たる肉として料理に使える分になり、カレーやシチューその他肉炒めに使うのはそこまでになる。 他の部分、頭と首と骨盤とキンカン(卵巣)はこれまで同様海水汁にして、亀ガラは出汁とりに使う感じになる。 そういう観点で見ると、やはりヘビー級のメスが2匹必要になるのう。 大がかりに2匹捌いて、とった肉と亀ガラは冷凍にしといてあと残りを海水汁にして食べる感じになるか。 牛や豚みたいにデカい生き物…
廃品回収や廃墟にあった包丁、切れんようになっとるものが多いんよね。 しかし、その辺りにあるもんを砥石代わりにして、実際どうなのかをやってみることに。 もともと切れるようにできとった包丁も、使うとるうちに切れんようになりそのままになっとった。 しかし、適切な処理を施せば再び切れるようになるのは自明の理。 正式な砥石でやるのが正しいながら、ある程度のクオリティに仕上がるなら砥石を買うまでもない。 それで、どこまで再生するのかやってみることに。 これで上手くいきゃ、かなりお得に道具が調達できる。 刃こぼれしとるとこはあえてそのままにして、健全な部分を切れるようにすりゃええんよ。 刃こぼれは、逆にあっ…
大学時代は、市街地から5キロ以上離れた山の麓の寮じゃった。 そこでの暮らしは、買い出し忘れた時のひもじさと背中合わせじゃった。 あの頃は近くの田んぼで蛇を捕まえて食べたりしたものの、あんまりお腹いっぱいにはならんかったんよね。 今でもあそこにはミドリガメとかおらんじゃろうけど、あの当時にふんだんに捕まえられたとすると、だいぶおかずとして助かったことは間違いないんよね。 金沢では寮からは遠いものの海があって、頑張れば自転車で行けなくはない。 そこまで行って海水をとってきて、ミドリガメ料理とかやってやれなくはない。 今またあそこに戻るって考えるとゾッとするものの、今の知識とか能力はあの時の比じゃな…
ミドリガメ3体ほど食べてみて、だいぶ解体のコツが掴めてきた。 やればやっただけ体の構造がわかって、ここをこうすりゃええいうのがわかる。 最初から振り返ってみると、1体目は厳密にはミドリガメじゃなくてキタアンティルスライダーいう近縁種だったんじゃけど、まあほぼミドリガメ。 こいつを捌くにあたっては、甲羅の切り方とかいろんな面で手こずった。 それである程度コツを掴んだ状態で2体目ともなると、今度は中身を甲羅から引き剥がすとこまではだいぶ上手くなった。 しかし、ここまでは皮つきのまま鍋に放り込んどったんよね。 そうなると、手足の末端までは皮にはばまれてよう煮えず、皮も邪魔ですげえ食いにくい。 それで…
みなさんゴキげんよう♪ ごちぶり家のNaaaaaaaです(*'ω'*)♪ 昨年に引き続き、今年初のカメ捕獲に行ってまいりました! 産卵を控えているのでたくさん食べてくれるといいのですが… いざ!!! 池に到着! 池を見渡してみると、大小さまざまなサイズのカメが40匹以上浮いていました。 こりゃ捕れないわけがない…… カゴ6個を設置していきます。 ポイントを決めてカゴ6個を設置していきます。 おてんちょー エサは臭いイワシを使っています。 おてんちょー(それーっ!) ばっしゃーん! この衝撃でウシガエルのオタマがサーッと池の中心部に逃げてきます。 ウシガエルのいい捕獲方法も考えなくては… という…
去年、亀の陸地問題について書いた。 うちのミシシッピアカミミガメの居場所は大きな丸い盥の中で、丸いがゆえに悩ましいという話だった。 そして陸地には無印のアクリル仕切棚を使っていると。 しかし薄々感じていて、春になっていよいよ意識せざるを得なくなったことがある。 …亀のサイズが大きくなった。 そして、どうも盥は狭そうに見える。 まず考えたのは、陸地を変えること。 今の陸地は石の足場が必要となっているので、その分狭くなっている。 それなら足場の必要ない陸地にすれば良いではないかというわけだ。 ただ、ちょうど良いサイズ、高さで、かつ亀が動かせないような物は見つからない。 そこで、思い切って盥からせり…
ミドリガメは、スッポンとかに比べて歩留まりが悪い。 手足とか頭しか肉がないんよね。 しかし、デカい個体はその部分に肉が集中して、かなりのボリュームになるんよね。 ミドリガメは、相対的にクサガメよりはかなり大きくなる。 クサガメの大サイズでも、ミドリガメではミドルクラス。 それが、だいたい甲羅20センチ。 ミドリガメのデカいやつは、甲羅が30センチはある。 食べてみてわかったのは、ミドルクラス1匹で一食分になり、ヘビー級のは一食では食い切れずに二食分になるんよね。 まだ解体技術が未熟じゃけえ、やり方もぞんざいなんじゃけど、もう少し研究して肉を効率的に骨から分離できるようにしたいんよね。 今のとこ…
ミドリガメの解体はかなりの大仕事になり、ひと苦労なんよね。 やり方とかその手順はわかっとっても、実際にやってみにゃわからん部分がかなりある。 背中側と腹側の甲羅を切り離すにあたり、その中間点をやるより腹側の甲羅の底辺に沿ってやった方がかなりノコギリが安定するんよね。 それから甲羅と皮のつなぎ目を切るんじゃけど、包丁がなかなか入らんのよ。 皮には弾力と固さがあって、そのあたりがちょっと厳しい部分なんで、コツを掴まんことにはその切り離しがかなり大変なんよね。 あとは手足の切り離しなんかも、調理バサミで骨を切るものの亀の大きさによっては骨が太くて切りにくいんよね。 あと血抜きをすることもトドメを刺す…