自動車社会が進行すること。
日本では1960年代後半に、それまで富裕層のごく一部で乗られていた高級輸入車より比較的廉価なトヨタ・カローラや日産・サニーといった国産大衆車やスバル360やホンダN360といった軽乗用車が一般家庭に多く普及し、モータリゼーションが進んだ。
高速道路網の拡張や一般道路網の整備とともに便利になる一方で、排気ガス公害や交通事故、交通渋滞といったマイナス面も招いている。
また、1960年代から70年代初頭にかけて交通事故が多発したことから「交通戦争」なる言葉も生まれた。
アナログなモノはデジタル時代に存在感を主張する。ある種の遺跡のようなものだ。ほとんど存在感だけで勝負している。万年筆や真空管アンプなどは、実用の味わいも魅力のうちになっているので、ますます代え難い。 いっぽう、デジタルがデジタル時代に存在感を主張しないのかどうか、わたしにはわからない。あたりまえのものは空気と同化してしまうような気もするし、先端技術におどろかされ、なんならふりまわされつづけているので、存在感どころか引っぱられている気もしないでもない。 ときどき、SF作品で、文明が滅んだのちの世界を描いているものがあり、そういうとき、こわれたデジタル機器はいまのアナログ機器とおなじような描かれか…
「地元自慢」 ...直前の記事の続きです。 国道309号線は、大阪市内から紀伊半島を縦断し、三重県熊野市まで続く一般国道です。 国道309号線の大阪市内の起点は平野区の平野馬場交差点、三重県熊野市の起点は小阪交差点です。 酷道309号線 大阪在住者にとって、この道は大阪市内と郊外を南北に繋ぐ道路という印象しかありませんが、奈良県、和歌山県、三重県の自然豊かな場所を通過します。 特に奈良県内の冬の自然は厳しく、部分的に閉鎖される為、時に「酷道」と呼ばれるようです。 www.youtube.com
私が生まれた頃にはすでに一方通行になっていた御堂筋や堺筋。 1970年の大阪万博の頃に一方通行になったという話は聞いていましたが、詳しい経緯について個人的にはまったく知りませんでした。 しかし今回、上記のNHKの報道でようやく、大阪府警主導によって行われた当時の経緯が明らかになりました。上記報道で印象に残ったのは、何気ない個人の発想がその個人の熱意によって社会に大きなインパクトを与えたという、今回の一方通行化という「プロジェクト」のダイナミックさですね。 また、当時の大阪府警と大阪市とのやりとりからも、昔から府市合わせ(不幸せ)が存在したことにも苦笑しました。 当時の大阪の交通事情が伺える優れ…
自動車が普及して、車社会と言われているが、そのパラダイムも変わろうとしている。 カーシェアリングをして、自家用車を持たずに必要な時だけ利用する形が、マンションなど集合住宅で流行っている。 確かに一戸建ての住宅では車庫に賃貸料はかからないが、土地がない場合には月額を支払って借りるのが一般的であるから、自家用車を持たない、という選択もあるだろう。 自分は運転免許はとったものの、それからほとんど乗らなかったのですっかり運転ができなくなった。 通勤には使わないし、なければないで、何とかなるものである。 これから自動運転車の時代が来れば、車との付き合い方がもっと変わっていくだろう。 自家用車を自宅の庭に…