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ラスキン

(アート)
らすきん

ジョン・ラスキン(1819ー1902年) イギリスの芸術批評家。当初、ターナーを擁護する『近代画家論』(1843ー60年)で理想主義的芸術論を掲げるが、これが50年代の自然主義と中世のキリスト教共同体に理想を求めた美術工芸運動であるラファエロ前派運動に体現されているのを知り、その擁護を行う。『建築の七燈』(49年)、『ヴェニスの石』(51?53年)等の建築論によって、近代合理主義の建築の出発点であるルネサンス建築を批判して、自然と調和した中世ゴシック期の芸術と建築に理想を求め、現代産業杜会の変革や労働運動へと関心を移していく。60年代からはこうした関心から「この後の者にも』(62年)、『胡麻と百合』(65年)を著すとともに、莫大な資材をなげうって労働者に休息所を与えたりもした。

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