先日の地震のとき、1冊だけ本棚から落ちた本を読み返してみました。 ラッセル幸福論 ずいぶん昔に買った本です。20年前くらいかな、もっとかな。 なんでこの本を読もうと思ったんだっけ? そうそう、あの頃、当時勤めていた会社の上司が産休→育休に入り、私はチームのリーダー代理を任されたのだった。 「なんで私?」 およそリーダー(代理だけど)という器でない私は、非常にストレスを感じて、毎日悩みながら仕事をし、へとへとに疲れていた。 そんな、藁にもすがりたい時、助けを求めたのがこの「ラッセル幸福論」。 第一部「不幸の原因」の第五章「疲れ」の一文に気持ちが動いた 疲れは大部分、心配からきている。 ふむふむ、…