最近読んだ フランスのミステリ。監禁面接という恐ろしい字面。 舞台はパリ。アパルトマンとかメトロとかフランスっぽい情景が描写される。 普通 探偵小説というかミステリはまず事件が起こり(そして捜索をしている間に複数の事件が起きたりして)その犯人を見つけ出して捕まえるというのが多くあるプロットだとおもう。しかしこの小説は事件からはじまらない。 むしろ最後に事件が起きる。警察もでてこないし 殺人事件もない。死者は最後に事故で無くなる2人だけ。 主人公は数年前リストラにあった50代の中年、リストラされ 配送関係のアルバイトをしている。しかしある日このアルバイト先でトルコ人のスーパバイザとひと悶着を起こ…