南アフリカの中には、レソト王国とエスワティニ(旧称スワジランド王国)という二つの国が存在する。歴史的理由から、国の中に国が存在する形になった。 私は特にレソトに思い入れがあったわけではない。あまり人が行かない国へ行ってみるのも面白いかもという程度の気持ちで、レソトに行ってみた。 南部アフリカ東南部には、3,000メートル級の山々が連なるドラケンスバーグ山脈がある。レソト王国は、ドラケンスバーグ山脈の中に存在する小さな山岳国だ。調べると、面積は四国の1.6倍。人口は約200万人、首都はマセル。レソトとはソト族の国、という意味らしい。ちなみにソト族のことはバソトと言う。 2泊3日の休暇。さてどう過…