2.8 ハーパー(バックリー)は夫の自殺について良心の呵責に苛まれている。トラウマから逃れることができず心の療養をとるため郊外へやってきた。 ──という話を考えすぎにこじらせたホラー映画。裂けや分娩の描写がもはやスプラッターだった。もっと大人しくしておけばたぶん傑作だったw。 映画は輪廻の構造をしている。輪廻とは「けっきょくそれは自分だった」という結末を迎える話。 強迫観念が、まがまがしい敵/怪物/魔物/襲撃者(の妄想)を創り出し、事が済んでみると、すべてじぶんが犯していた──ことを知る。微妙に違うがアレクサンドルアジャのハイテンションみたいな仕組み。 雰囲気や話の流れがEx Machinaや…