Rollei
二眼レフカメラ「ローライフレックス」(Rolleiflex)で有名なカメラなどのブランド。カメラ製品の多くはカールツァイス社やシュナイダー社の高性能レンズを備えている。
1920年、ドイツ・ブラウンシュヴァイクにてパウル・フランケとラインホルト・ハイデッケの名前を組み合わせ、「フランケ&ハイデッケ社」(Franke & Heideck GmbH)を創立。登録商標となっているヒット商品「ローライフレックス」を始め、超小型精密35ミリカメラ「Rollei35」などを手掛けた。
1970年代より一眼レフ「ローライフレックスSL」シリーズを手掛けるが、独創的過ぎる点や故障しやすい点などで市場に受け入れられず、経営不振に陥り1981年に倒産。1982年、ローライフォトテヒニク社として再建。2010年には「ローライ35 ヴィンテージバージョン」を復刻販売した。かつてのヒット商品である「ローライフレックス」二眼レフを現在も製造販売している。
1920年 | フランケ&ハイデッケ社設立。 |
1928年 | 世界初のローライ二眼レフカメラ誕生。 |
1929年 | ローライフレックス6×6発表。 |
1931年 | ローライフレックス4×4発表。 |
1933年 | ローライコード発売。 |
1959年 | テレローライフレックス発売。 |
1960年 | ローライフレックス2.8F発売。 |
1961年 | ワイドアングルローライフレックス発売。 |
1966年 | 35ミリコンパクトカメラ「ローライ35」発表。 |
1970年 | 6×6一眼レフ、ローライフレックスSL66発表。 |
1972年 | ツァイス・イコンよりフォクトレンダーの製造設備及び商標権の譲渡を受ける。 |
1974年 | ローライフレックスSLX発表。 |
1976年 | ローライフレックスSL2000発表。 |
1981年 | フランケ&ハイデッケ社倒産。 |
1982年 | 英国USH社に買収され、ローライフォトテヒニク社設立。 |
1983年 | ローライフレックスSL2000F発表。 |
1984年 | ローライフレックスSL66E発表。 |
1985年 | ローライフレックス6006発売。 |
1986年 | ローライフレックス3003発売。 |
1995年 | ローライフレックス2.8GX発売。往年の二眼レフの復刻版。 |
1998年 | 株式会社駒村商会がローライ日本総代理店となる。 |
1999年 | ローライフレックス2.8GX復活。 |
2000年 | ローライ80周年を迎える。 |
2001年 | ローライフレックス2.8FX発売。 35ミリコンパクトカメラ、コンパクトカメラ AFM35 発売。(富士フイルムKlasseのOEM) |
2002年 | レンジファインダーカメラ、Rollei35RF 発売。(フォクトレンダーBESSA-RのOEM) |
2003年 | ワイドアングルローライフレックス4.0FW発売。 |
2003年 | 世界初6×6オートフォーカス6008AF発売。 |
2012年 | 株式会社ケンコープロフェショナルイメージングが日本総代理店となる。 |