1988年バブルの熱狂とワタシの熱 1988年のオタ活ノートを読み返すと、あの頃の日本の街に満ちていた熱気が、蘇ってきます。バブル景気の真っ只中で、街の空気も人々の気分もどこか浮き足立っていた時代。そんな時代の中で、ワタシのオタク活動もまた、世間とは違った独自の熱を放っていました。今思えば、方向もわからずに、手探りで右往左往していたように思います。でも、そのジタバタの裏には、確かな情熱が息づいていたのです。 郵便局にワープロ、手間ひまの中にあった「好き」への投資 印象に残るのは、同人誌のために郵便局で定額小為替を何度も購入していたことです。インターネットなどない時代、関西在住の私は都心のイベン…