visual
たとえば、テレビの場合は、一目でわかるように科学的なデータが示せる、道具などを使って日常の中で簡単にでき、しかも1日で効果が感じられるようなことが重要視されます。 割り箸を使うとか、ピンポン玉を使うなどというのは、演出として、とてもおもしろく、わかりやすいのです。テレビではヴィジュアルで見せていくものだからです。
A. 声のあるなしや人によって、異なります。ヴィジュアル面でも、口をある程度、きちんと動かした方が伝わりやすくなることは当然です。しかし、声が豊かな人であれば、わずかに口を動かすだけでも、腹話術師でわかる通り、それなりにはっきりとした発音ができるものです。
これまでも、どうしてもヴィジュアルが音声よりも重視されてしまうということで、苦言を呈してきました。観客の方からは動きは見えるのですが、音声は、見えないからです。 マイクが使われてからは、声はスピーカーから流せるようになったわけです。となると、そこで、いろんな加工ができます。そうした音響の加工に、私たちは慣らされてきたのです。