A. ぱっと聞いてみて、そのときの不自然や違和感を大切にしてください。何回も聞いていると慣れてきて、だんだん、欠点が目立たなくなります。時間をあけて聞いてみるとよいでしょう。 声の大きさ、話すスピード、発音の明瞭さ、アクセント、イントネーション、話の持って行き方、余計な言葉やくせが入っていないかなどチェックしてみましょう。
読み始めに「息を吸う+顎を下ろす」があると、口腔内の空間が開く・発音が明瞭になる・焦らずに読み始める・速度が落ち着く、などのよい効果が現れています。ただし文章の途中、何らかの理由で焦りが出るとこれらが乱れます。今後は、その焦りを和らげていけたら、焦りを出にくくしていけたら、という視点でさらに取り組んでいきましょう。(♯α)
胸の高さ位で「ギ」と発音する感覚を土台にすると、声が浮かずにしっかりと聞こえていました。 この発音の感覚を活かして会話の練習をしていただくと、しっかりとした声で明瞭に聞こえていて素敵でした。(♭Я)
ラジオドラマなどでの声の使い方でも、声の効果はわかるかもしれません。ラジオのドラマは、日常の会話とは違います。発音も明瞭ですが、日常の会話で感情を伝えるためには明瞭過ぎると、胡散臭くなるのではないでしょうか。相手とかその関係性にもよるでしょう。
歌い出しが頑張り気味だったのを、(その頑張る感覚を)ややほぐして歌った際の変化は大きかったです。旋律もリズムも発音も声自体も全部が明瞭になりました。何かを抑えるという感覚よりは、持ち前のエネルギーを上手く使ってあげる・コントロールしてあげる、と捉えたらよいと思います。(♯α)
滑舌、下唇、顎、頬などを使うことにより、はっきりした明瞭な発音が保てます。脳での認知症の予防や脳疾患の予防にも影響します。 ダイエット、腹筋のトレーニング、暴食防止にもなります。 メンタル面での効果、副交感神経が優位になり、安定した気持ちを保てます。
鼻腔共鳴のときには、口の中の状態を変えますが、安易にするには、口角挙筋を引き上げます。ニッと笑ったときに口角が上がるようなことです。 これまでより、声が明るく明瞭に響くようになります。表情なども豊かになって魅力的に思えることも多いので、すぐに評価されやすい方法です。リフトアップの効果ともいえます。
A. 声のあるなしや人によって、異なります。ヴィジュアル面でも、口をある程度、きちんと動かした方が伝わりやすくなることは当然です。しかし、声が豊かな人であれば、わずかに口を動かすだけでも、腹話術師でわかる通り、それなりにはっきりとした発音ができるものです。
日本語そのものの発音を明瞭にさせて、共鳴のできる母音を中心に、せりふから歌のフレーズにもっていくのが、劇団四季のやり方です。 これは人によっては、相当な負担がかかるので、必ずしも万人に向いたアプローチとは思えません。歌唱法によるところの違いも大です。
A. 顔のどこかに力が入っていると、発音しづらくなります。舌や顎に力が入る人が多いようです。日ごろから、セリフや滑舌の練習をしておくとよいでしょう。表情筋が硬くなっているとうまくいきません。舌や喉頭位置もチェックしてみましょう。