神戸港と六甲山 季節は晩夏ではあるが、連日過去にない極暑、炎帝の振る舞いに、日中はほとほと疲れ切る。夕方に山風が吹き始めて、ほっと一息を吐くところである。しかしながら、わが棲む神戸は海と山に面しているためか、関西では他地域より、気温は2~3度ほど低い。自然の恵みに感謝せねばならない。 【表六句】 No1,発句(夏) 海山の大いなる夏神戸かな 龍峰 No2,脇句(夏) 遊びつくしてこの日焼け肌 葉有露 No3,第三(雑) 有耶無耶の日々心頭滅却にして 九分九厘 No4,四句目 (雑) 木陰で「水の巻」を紐解く 龍峰 時に武蔵の生き方に学びたし。 No5,(秋の月) ピアノ曲月の光で我静か 葉有露…