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一眼レフカメラ

(一般)
いちがんれふかめら

カメラのファインダーの種類の一つで、Single Lens ReflexからSLRと略されることがある。
撮影レンズ(Single Lens)に入ってきた像を鏡やプリズムを利用して反射させ(Reflex)、直接見ることができる。ファインダーに写る像のぼけ具合を見ながらピントを合わせる。
撮影レンズの像をファインダーに導くため、本体内部に鏡やプリズムを設ける都合上、レンジファインダーカメラや実像・虚像式ファインダーカメラより本体が大きくなりがちで、シャッターを切るとファインダー像が暗転するといった弱点があるが、レンズの画角が変わっても、ファインダーで見える像と実際に写る範囲の差(視差=パララックス)がないため撮影結果が予測しやすく、交換レンズが豊富で多様な撮影に対応できるといった利点がある。
一眼レフカメラそのものは、1930年代から存在していたが、実用機として本格的に普及したのは、ペンタプリズム、自動絞り込み機構、クイックリターンミラーといった技術が出そろい、使い勝手を飛躍的に向上させた機種が登場した1950年代後半から。

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