1958年、京都市生まれ。進化生物学・生物統計学研究者。id:leeswijzer id:R-statistiker 東京大学大学院農学系研究科修了。 現在、独立行政法人農業環境技術研究所生態系計測研究領域上席研究員。東京大学大学院農学生命科学研究科教授(生物・環境工学専攻)、京都大学大学院理学研究科連携併任教授、および東京農業大学大学院農学研究科客員教授を兼任。 主として系統樹の推定方法に関する理論を研究。
読んだ本 引用元:版元ドットコム ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー メモ なし ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 理工系でなにか面白い本がないかと、ぶらぶら書店のなかを歩き回っている時に本書に出会った。 一度気になった本はとりあえず買う。これは自身の失敗から学んだことである。 ・・・ 自分はエリック・ホッファーと荒木優太氏に勇気づけられてきた。 大学院にこだわらずとも、在野という選択肢もあり、逆にアカデミズムに浸ることで独創性を失う可能性については、ベンジャミン・クリッツァー氏の本から学びとった。 n…
一条真也です。『読書とは何か』三中信宏著(河出新書)を読みました。「知を捕らえる15の技術」というサブタイトルがついています。著者は1958年、京都生まれ。国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構農業環境研究部門専門員、東京農業大学客員教授。専門分野は進化生物学・生物統計学。主著に『系統樹思考の世界』『読む・打つ・書く』があります。 本書の帯 本書の帯には「本を読む、それは『狩り』だ――。」と大書され、「本から得た知識をどう解体し、みずからの血肉にとりこんでゆくのか? 博覧強記の本読みが、かくもスリリングで豊饒な世界へといざなう!!」と書いています。帯の裏には、「本に満ち溢れたこの世界で…
一条真也です。6日に3回目のワクチンを接種しました。それから、どうも体がだるいです。熱はそれほど高くないのですが、体に力が入りません。それでも7日は、姫路に出張しました。「天下布礼」に休みなし! JR小倉駅の前で JR小倉駅のホームで 今回の出張は、わたしが座長を務める全互協「グリーフケアPT」の最後の大仕事を果たすためであります。翌8日に開催されるグリーフケアPTの最終会議、第1期ファシリテーター修了式、第2期ファシリテーター開講式に参加する予定です。JR小倉駅に到着すると、そこから13時発さくら552号で姫路へ向かいました。 さくら552号の車内で 黒豚とんかつ御膳をただきます! 黒豚とん…
三中信宏「閏【relay essay 連閏記・26】湯の町暮らし」 https://www.uruu-magazine.com/relay-essay26 (2024年12月4日公開) 〈閏〉というサイトにリレーエッセイを公開した。はい、道後温泉と別府温泉の話でございます。勤務先大学の新設学部の宣伝もやれという “天の声” が聞こえる気がするが、それは幻聴にちがいない。あくまでも温泉生活の愉しみを綴ったエッセイということで大目に見てください。
U19とU15の世界ユース選手権ヘルシンボリ(スウェーデン)大会が終わった(2014年11月22日〜29日)。 U19では女子団体(韓国。日本は準々決勝で中国に負ける)と女子シングルス以外の男子団体(日本は3位),男子シングルス,男子ダブルス,女子ダブルス,混合ダブルの5種目で中国が優勝した。 U15では女子ダブルス(台湾)以外の男子団体(日本は準々決勝で台湾に負ける),女子団体(日本は準々決勝で中国に負ける),男子シングルス,女子シングルス,男子ダブルス,混合ダブルスの6種目で中国が優勝した。 U19の個人戦では,男子シングルスの坂井雄飛が3位,男子ダブルスの吉山和希が韓国選手とのペアで準優…
獅子文六 (1961年11月15日刊行、角川書店、東京, 1 plate + 278 pp. → 目次) 【書評】※Copyright 2024 by MINAKA Nobuhiro. All rights reserved飲み食いは人生そのものどこかで見たような書名ではあるが(笑)、ワタクシがこっそりパクったわけではない。60年も前にこのような本が出されていたことをつい最近になって初めて知ったわけで、それゆえ『読む・打つ・書く』との書名の類似は、罪深い “相同” ではなく、清廉潔白な “非相同” でございます。ワタクシは無実だー。 実を言えば、獅子文六という作家の本を手にしたことはワタクシは…
三中信宏 (2015年6月5日第1刷刊行|2017年3月15日第2刷刊行,羊土社,東京, 189 pp., 本体価格2,300円, ISBN:978-4-7581-2058-6 → 版元ページ|詳細目次|コンパニオン・サイト)十年前に出した拙著の第3刷重版がこのたび決まりました。重版がかかるのは7年ぶりのこと。長く読んでいただけるのはありがたいことです。著者プロフィールとURLの変更を編集部にメール通知完了。
(つい更新が半年以上空いてしまうのはお約束なので、もう言い訳もせず……) 本日10月19日(土)、池上ブックスタジオでオクトーバーフェスト開催! ……ところで、「オクトーバーフェスト」のこと、ご存じでしょうか? 横浜ほか各地でオクトーバーフェストと銘打ったイベントが広く行われているので、「ビールのお祭り」ということは認知されているかもしれません。 オクトーバーフェストとは、南ドイツ、バイエルン州のミュンヘンで毎年開催される、巨大なビールのお祭りです。もとは、1810年10月に、ルートヴィヒ王太子とザクセン皇女テレーゼの結婚式を市民が祝ったお祭りに由来します。徐々に華やかになったお祭りは、現在は…
青土社 (2024年9月6日刊行、青土社、東京, 278 pp., 本体価格2,200円, ISBN:978-4-7917-1470-4 → 版元ページ)ワタクシの寄稿:三中信宏「『ダーウィンの危険な思想』再読 —— 万能酸、スカイフック、クレーン」(pp.62-70)。【目次】discussionツールボックスとしてのデネット――その哲学的遺産を引き継ぐ[木島泰三✕戸田山和久] 8free will愛すべき煮え切らなさと、嘆くべき戯画化――デネット/カルーゾー/戸田山の自由意志論[青山拓央] 22 デネットの自由意志論[山口尚] 33 デネットと操作論証――『自由意志対話』読解[高崎将平] …
三中信宏 (2015年6月5日刊行、羊土社、東京, 189 pp., 本体価格2,300円, ISBN:978-4-7581-2058-6 → 版元ページ|詳細目次|コンパニオン・サイト)yuku kawa「三中 信宏 (2015) みなか先生といっしょに 統計学の王国を歩いてみよう」(2024年8月20日)※書評ありがとうございます:
アンジャン・チャタジー[田沢恭子訳] (2024年6月27日刊行、草思社、東京, 346 pp., 本体価格2,700円, ISBN:978-4-7942-2733-1 → 目次|版元ページ)日本経済新聞にワタクシの書評が載りました —— 三中信宏「脳内で協調 発現する美意識」(2024年8月10日)
アリク・カーシェンバウム[穴水由紀子訳] (2024年4月17日刊行、柏書房、東京, 426 pp., 本体価格2,800円, ISBN:978-4-7601-5563-7 → 目次|版元ページ)ワタクシの書評が『週刊文春』2024年6月6日号と文春オンラインに掲載されました:【文春図書館】三中信宏「エイリアンの特徴は「かなりのところまで推測できる」現代生物学の知識を踏まえた“まじめな”仮説——三中信宏が『まじめにエイリアンの姿を想像してみた』(アリク・カーシェンバウム 著)を読む」(2024年6月3日)。
滝川一廣・杉山登志郎・田中康雄・村上伸治・土屋賢治 (編) (2024年4月15日刊行、日本評論社、東京, 本体価格1,500円, ISBN:978-4-535-90762-1 → 版元ページ)特集〈発達障害が多すぎる〉の「IV・エッセイ」に、三中信宏「分けられないものを分ける功罪——分類思考の観点から」(pp. 87-89)を寄稿した。
ジェフリー・F・ミラー[長谷川眞理子訳] (2002年7月15日刊行、岩波書店、東京, I: pp.i-viii, 1-314 / II: pp.i-viii, 315-618, [1-60], 本体価格各2,800円, ISBN:4-00-022823-4 [I] / ISBN:4-00-022824-2 [II]) 【書評】※Copyright 2024 by MINAKA Nobuhiro. All rights reserved「心」は異性が進化させたのか——性淘汰理論の最前線きわどいテーマの進化本だ.曲解や拡大解釈をしようと思えば,これほど容易な本はない.冒頭で著者は,本書全体の柱と…