〇日持上人と蠣崎甚兵衛 日持上人(1250~?)は、鎌倉中期から後期の日蓮宗の僧で、日蓮六老僧の一人。駿河国庵原郡松野(現静岡県富士市)生まれ。1295年に布教を目指して東北から蝦夷地(北海道)、樺太へ渡ったという。この地で蝦夷地へ渡るために、海上安全の祈禱をおこない、石崎浜の船頭、蠣崎甚兵衛を案内に、1296年に無事蝦夷地へ渡ったとされる。 <日持上人と蠣崎甚兵衛像> 場所:聞法寺(青森県東津軽郡外ヶ浜町平舘石崎字元宇田52) 竣工:2003年 像高: 作者: 撮影時: 説明:聞法寺(もんぽうじ)は日蓮宗の寺院で、江戸時代後期に建立され、戦後消失したが、1957年に再建された。ちなみに、蝦夷…