「革柄蝋色鞘刀<無銘(伝三池光世作)/裏ニ「妙純傳持ソハヤノツルキ」/表ニ「ウツスナリ」ト刻ス>」 ・平安末期-鎌倉時代 ・三池典太光世作(?) ・重文指定日 1911.04.17 徳川家康の遺愛刀で、家康の死後霊刀として家康が葬られた久能山東照宮に納められた。 <作者> 無銘だが、三池典太光世の作といわれている。 刀身は平安期のものだが、切付銘は室町期のものとみられている。 <名前の由来> 坂上田村麻呂が佩刀していた「ソハヤの剣」の写しとされている。 <来歴> 家康までの来歴は不明。 東照宮の宝物台帳には1584年頃に織田信長の子・信雄より贈られたと記されるが特定には至っていない。 1960…