本年4冊目を読了。 タイトルからも分かる通り、 世にも奇妙な物語へのオマージュとでも言うか。 現実にありそうでなさそうでありそうな世界観。 奔走させられる主人公。 最後にぞくっとさせられる結末。 そんな短編が4話あり、さらにそれらを総括するような、 いや、これをやりたいが為の先の4話がフリだったような、 そんな構造もたのしめる一冊だった。 おそらく、それをわかった上で再読すれば、 もっと伏線が仕掛けられていると思う。 ちなみに、ふと登場人物たちの心情が吐露されるなかで、 気に入ったフレーズがあった。 我々は、話せばきっと、わかり合えるはずなのだ。 だって、性別や年齢は違えど、同じ心と言葉を持つ…