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世に知らぬここちこそすれ有明の月の行方を空にまがへて

世に知らぬここちこそすれ有明の月の行方を空にまがへて

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【10分で聴く源氏物語 第8帖 花宴3完〈はなのえん〉】源氏は、酔ったふりをしながら、ため息する人に近づき 几帳越しに手を取る。ついに有明の姫君を探し当てる‥恋にかける根性半端なし(^◇^;)by😹

🌸夫と妻のすれ違い【源氏物語124 第八帖 花宴8】 若紫の姫君は少しずつ大人になる。葵の上は相変わらず つれない。 源氏は琴を弾きながら歌っていた。 この二、三日間に宮中であったことを語って聞かせたり、 琴を教えたりなどしていて、 日が暮れると源氏が出かけるのを、 紫の女王は少女心に物足らず思っても、 このごろは習慣づけられていて、 無理に留めようなどとはしない。 左大臣家の源氏の夫人は例によってすぐには出て来なかった。 いつまでも座に一人でいてつれづれな源氏は、 夫人との間柄に一抹《いちまつ》の寂しさを感じて、 琴をかき鳴らしながら、 「やはらかに寝《ぬ》る夜はなくて」 と歌っていた。 左…

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【10分で聴く源氏物語 第8帖 花宴2〈はなのえん〉】春の宴 朧月夜の女君との出会い。二人は扇を交換する。この一夜は源氏の運命を大きく変えていく by🐱

🌸【源氏物語121 第八帖 花宴5】春の宴 朧月夜の女君との出会い。 〜二人は扇を交換する。この一夜は源氏の運命を大きく変えていく 「ぜひ言ってください、だれであるかをね。 どんなふうにして手紙を上げたらいいのか、 これきりとはあなただって思わないでしょう」 などと源氏が言うと、 「うき身世に やがて消えなば 尋ねても 草の原をば 訪はじとや思ふ」 という様子にきわめて艶《えん》な所があった。 「そう、私の言ったことはあなたのだれであるかを 捜す努力を惜しんでいるように聞こえましたね」 と言って、また、 「何《いづ》れぞと 露のやどりを わかむ間に 小笹《こざさ》が原に 風もこそ吹け」 私との…